Dante関連の製品を精力的に展開するFocusrite。AES NY 2019ではコンシューマーレンジの製品とDante関連製品の2本柱での展示が行われていました。Live収録、PostProduction Studioなど様々な導入事例をすでに実績として持つ同社。更にDanteの普及に務める為、日本国内でもDanteを使ったPostProductionシステムが組めないか?と熱く話をいただくことが出来ました。
その起爆剤となる可能性があると紹介されたのが、こちらのRednetControlアプリケーションのバージョンアップ。最新のVer 2.3がリリースになるということです。これにより大規模システム導入に際し重要な機能を提供するDante Domain Managerへの対応、そしてSMPTE ST-2110への対応がこのバージョンアップには含まれているということです。SMPTE ST-2110はHD-SDIを置き換える次世代のNetworkを活用したインフラとして高い注目を集めています。これらに対応したことで、今後一層の導入事例の増加が期待できるでしょう。
こちらはFocusriteのもう一つの顔であるAudio Interfaceのラインナップ。多彩なバリエーションで、ユーザーのニーズに合わせたジャストサイズの製品が揃うのが魅力。世界的に見るとシェアNo.1のUSB Interfaceでもあります。その魅力は色々とありますが、やはり上位機種で培われたハイエンドマイクプリアンプの流れをしっかりと組んでいるということではないでしょうか?もはや伝説とも言えるFocusriteのISAシリーズマイクプリ。そのエッセンスを受け継ぎ、AIRモードと呼ばれるファンクションを搭載しているのは、やはり同社ならではのフューチャーです。マイクプリの音質に拘るのであれば、Focusriteと言っていただける製品が揃っています。
Focusrite
https://focusrite.com/
Writer.Yousuke
記事内に掲載されている価格は 2019年10月19日 時点での価格となります。
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