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今年のAVID Connectでの最大の発表となる次世代型共有ストレージAVID NEXISが昨日のレポートから更に判明した情報をお届けします!!まず注目のラインナップですが、これまでのISIS 5500のレンジが2U 10driveのAVID | NEXIS E2、そしてISIS 7500のレンジが4U 20driveのAVID | NEXIS E4になるということ。
価格と販売時期ですが、従来の製品とほぼ同等載せていを予定しているということ。正式な価格の発表は今週中には行われるということです。こちらは続報をお待ち下さい。また、発売時期は2016/5/19を予定しているということです。
更に、ISIS1000は製品名が変わりAVID NEXIS | Proへと製品名が変更されるということです。ラインナップは大規模なシステムのためのAvid NEXIS | System Director Appliance(SDA)が用意されます。
システムの構成は、電源の搭載された筐体と、Media Packを組み合わせて構成するということ。Media Packは10本のMedia Drive(HDD)とVirtual Strage Managerのセットということ、提供されるのは20TBと60TBの2種類。速度は400MB/sになります。ドライブ数はISIS5500から減りますが、速度面では向上することになります。
AVID | NEXIS E2はMedia Packが1set搭載可能、AVID | NEXIS E4は2set搭載できるということになります。なのでAVID | NEXIS E4のBandweidthは800MB/sということになります。
バックパネルを見ていただければおわかりかと思いますが、ISIS 1000と同じ形状の筐体を利用しています。電源は左右に搭載され2重化されています。中央のCPU部分はModule構造となっており、上下に実装することでCPUの2重化も可能とのこと。もちろんSystem Driveも
SSDで2台がミラーリング設定で搭載されこちらも2重化、システムの完全なredundancyを実現しています。全てのコンポーネントがModule化されているため、不具合発生時の交換もHot Swapにより容易に行えるということです(System Drive以外)。AVID | NEXIS E4は更に最大2台のHot Swap Driveの設定も可能。かなりの冗長性をもった設計となっていることがわかります。
NEXIS File SystemはISIS File Systemを引き継ぐということなので新規開発のものではありません。クライアントドライバーはAVID NEXIS 6.x Common Cliantが登場する予定。このドライバーはISISシリーズとの互換性を持ち、同時使用をサポートするということです。正、ISISの領域拡張というわけではなく、同時にそれぞれがマウント可能だということ。
次にAVID NEXISの拡張性に関して、AVID NEXIS | FS(File System)は3段階の拡張性を持ちます。エントリーレベルがAVID NEXIS | FS Foundation、Max4Media Pack、max 40Cliant、max capacity 240TB、max bandwidth 1600MB/s。ミドルレベルがAVID NEXIS | FS Extended、Max12Media Pack、max 165Cliant、max capacity 720TB、max bandwidth 4800MB/s。最上位がAVID NEXIS | FS Advanced、Max24Media Pack、max 330Cliant、max capacity 1440TB、max bandwidth 9600MB/s。
ExtendedとAdvancedに関してはAvid NEXIS | System Director Appliance(SDA)の追加が必須となります。
Network周りに関しての詳細は発表がなされませんでした。General Sessionでは40GbE対応と口頭ベースでアナウンスされていました。AVID | NEXIS E4の800MB/sのバックボーンとして考えれば40GbE搭載は必須なのでオプション設定かもしれませんが、ここは間違いないかと思われます。
Writer Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年4月18日 時点での価格となります。
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