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NAMM2014で大きな話題となった、Dave Smith Instruments Prophet 12 ModuleがRock oNにやってきた!
代理店の福産起業 鈴木さんと国府田さんのお二人と共にやってきたProphet 12 Moduleは、Rock oN AWARD 2014にも選ばれたDave Smith Instruments(以下DSI)のフラッグシップシンセProphet 12の卓上モジュールタイプです。
左から:ACID渋谷(Rock oN)、鈴木さん、国府田さん
Prophet 12 Module
ボイスごとに5基のDSPベースのデジタル・オシレーターが採用された本機は、デジタルと言えどDSI社らしいセクシーで艶かしいシンセサウンドが特徴。
波形はクラシックなアナログ波形が4種類(ノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波)、複雑な波形を持ったウェーブテーブルを12種類、ノイズ波形を3種類用意。異なるウェーブテーブルをクロスフェードさせて新たな波形を生み出すシェイプ・モジュレーション機能を使えば複雑な倍音を持つ波形を生成できます。
全オシレーターで設定できるオシレーターシンク、FMとAMはモジュレーション・マトリクスを使用すれば柔軟にアルゴリズムを組む事も可能です。
このオシレーター以外のフィルター、VCA、ディストーションなどはアナログ回路が採用されています。
例えば、スローアタックのStringsサウンドの滑らかさはDSI社のアナログVCAがなければ再現できません。デジタルとアナログのハイブリッドサウンドはシンセサイザー好きならずとも一度は聴いておくべき価値ある音ですよ!
Module版ならではのイージーオペレーション
鍵盤モデルと比較してツマミやボタンの操作子が少ないのですが、サウンドメイクにも抜かり無しなんです!
本体フロントパネル下部の赤く囲まれた枠は左から
オシレーター>キャラクター>ローパスフィルター>ハイパスフィルター>アンプ>フィードバック>ディレイ
という信号ルーティンの順に並んでいます。
各赤枠内の「Selectボタン」を押すと、フロントパネル中央のディスプレイとその上の4つのツマミがその項目に対応。任意のパラメーターを素早くエディットできます。
『パラメーターのボタンを押して、ツマミでエディット』この流れでサクサクと音を作っていけるわけですね。
ほぼ全てのパラメーターがツマミやボタンで露出した鍵盤モデルも直感的で魅力があるのですが、それと同等かそれ以上のスムースなサウンドメイクをこのサイズで実現した本機のアイディアには舌を巻きます。
ちなみに最終段に待ち構えているディストーションもアナログ回路です。右へブーストすると過激に美しく歪んで行きます。この歪みのサウンドは気持よく美しい。美学を感じる音です。
ディストーションをブーストすると音量も増します。このあたりがまるでギターエフェクターのようです。良いですねこれは。
先行ご予約開始!
価格と発売日は近日公開されますが、待ちきれないRock oNでは先行ご予約を開始しました。初回発売台数は数が少なく、ご予約してくださった全ての方に即お届けすることは難しいと予想されています。となれば誰よりも速くProphet 12 ModuleをGETするにはいま先行予約をするのが得策。先着順でお届けします!
※ご予約数が定数に達してしまった場合は次回入荷をお待ちいただくことがあります。予めご了承ください。
店頭展示
発売前にも関わらず、Rock oN渋谷店でProphet 12 Moduleを展示中!卓上で気軽に使えるProhetサウンドという極上の贅沢を感じていただけます。上述したディストーションは必ずさわってみてくださいね。何を歪ませても美しい音になる魔法のツマミです。曲のインスピレーションが沸き出ます!
NAMM2014でDAve Smith氏からいただいたサイン入りポスター。店頭で大切に貼ってあるので探してみてくださいね。
NAMM2014の熱気をお届け!
まだまだ冷めやらない、NAMM2014 ショーレポート。世界中からシンセマニアが集ったDSI社ブースの模様と、Dave Smith氏ご本人へのRock oN AWARDトロフィー授与式の模様をお届けいたします!
記事内に掲載されている価格は 2014年2月24日 時点での価格となります。
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