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DFT(Digital Film Technology)とGB Labsとの密接な協力により、SANを用いたソリューションに替わるソリューションとして、NAS を初めて採用した Scanity HDR に対応するソリューションが利用できるようになりました。
2Kや4K DPX といった現在主流のファイルフォーマットでフィルムスキャンを行っている最中は、メディアストレージの速度を一定に保つ必要があります。フレームの破損やドロップを起こさず確実にファイルをインジェストするためには、安定した高い性能が求められます。大抵の場合、伝統的な SAN を用いたソリューションが最適なストレージとして選ばれてきました。しかし今回、GB Labs の新しいシステムが登場したことで、ソリューションの選択肢が増えました。つまり伝統的な SAN を選ぶか、最新の NAS を選ぶかです。伝統的に DFT は、彼らの製品である Scanity HDR の巨大なデータストリームを扱うのに必要とされる唯一の選択肢として、SAN を用いたソリューションを勧めていました。
一方でGB Labsの新しいNASソリューションは、インストール、設定、運用を簡単にします。このソリューションは非常に高速で、高価なソフトウェアライセンスの必要なしにサードパーティ製のアプリケーションと一緒に動作させられます。
GB Labs のメディアストレージNASシリーズSpaceは、メディア産業で起こったストレージ革命の15年間を代表する製品です。Space は他製品が失敗していた場面でも、ストレージ革命の境界線を押し広げてきたことで有名です。Spaceは世界中のクリエイティブなワークフローに活力を与え、GB Labsはメディアとエンターテイメントの分野でよく知られた複数の企業に対してもソリューションを提供してきました。
DFTのScanity HDRはスキャンをしながら16bitの4K TIFFもしくは DPX で大容量のファイルを出力します。広範囲のテストの結果、GB LabsのSpaceSSDを使用したソリューションは Scanity HDRにとって最適な組み合わせで、最大 9,000MB/sの速度性能は Scanity HDRを動作させるのに申し分のない性能であることが分かりました。更に、もし追加の容量や高い性能が必要とされるプロジェクトの場合には、このシステムにGB LabsのHyperSpaceを追加することで、素早く簡単に容量を拡張し性能の強化が可能です。Space SSDはコンパクトなのでScanity HDRのケースに組み込めます。また、必要な場合には DFT からターンキーソリューションとしてご購入いただけます。
記事内に掲載されている価格は 2016年4月15日 時点での価格となります。
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