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Surround Pannerを始め、数多くのDAW向けコントローラーを発売しているJL Cooper。その範囲はDAWのみならず、Final Cutなどのオフライン編集ソフトにまで対応しています。
FinalCut ProやSoundTrackに特化したECLIPSEシリーズを中心とした展示でした。
今回は新製品こそありませんでしたが、メインはこのSurround Pannerですね。先日のProlight+SoundにてNUENDOのDOLBY ATMOS対応が発表されたのは記憶に新しいところ。今回はNUENDOと接続し、同様にサラウンド環境でのデモンストレーションを行っていました。YAMAHAのブースではNUAGEのタッチパネルを使用してオペレートしていましたが、JL Cooperではジョイスティックの上に備えられた5本のノブを使用してハイト方向へのコントロールが可能とのことです。
こちらの商品はもともとNUENDO/Nuage向けに開発されただけあって、接続はEther 10/100 BASE-Tになります。なお、こちらの商品はNUENDOの他にCubaseにも対応します。
NUAGE WORKSPACEへ埋め込混み可能なモデルと、スタンドアローン版のEclipse PXの2種類が用意されていますので、Nuendoユーザーは是非揃えたい商品ですね。
Pro ToolsやLogicなど数多くのDAWで使用できるサラウンドパンナーはこちら。もちろん、NUENDO、Cubaseにも対応します。USB3.0に対応しており、USBバスパワーで動作します。3.0mあるUSBケーブルから電源供給されますし、MIDIインターフェースが要らないのもポイント。USB延長器などを使えば、MacがMachine Roomなど離れた場所でも安心して使用できますし、スイートスポットでエディットできます。ジョイスティック部分はタッチセンスに対応してますので、Automationの書き込みにはもってこいですね。
Writer. ACID Shibuya
JLCooper Electronics >>
記事内に掲載されている価格は 2016年4月21日 時点での価格となります。
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