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このProlight + Sound広州のライティングでとくに特徴をあげるならばレーザーの展示がスゴイということがあげられる。その理由は2つ
1.
まず1つ目は、世界的なレーザーメーカーやパーツの供給はここ中国で行われており、しかも多くはここ広州や深圳に集中している。
2.
2つ目は規制の問題だ。まず日本国内の展示会では規約によりレーザーショーはできない。正確には、ブースの真上にしかレーザービームの投射を許されてないので、このようなレーザーショーを行うことはほぼ不可能である。
つま、世界的な展示会からみ見てもここProlight + Sound広州ではレーザーの展示ブースは非常にすごいのである。
Lightspace 社
レーザーメーカーといっても色々タイプが存在する。各工場から部品を集めてステージレーザーを組み立てる会社もあれば、全てのパーツを自社で生産する会社もある。後者の会社は現在2社しかなく、そのうちの1社がこのLightspace社になる。
Lightspaceは世界中に5つの正規代理店を持ち、自社ブランドのほか各種部品を世界中に供給している。アジア圏では圧倒的な技術力を持ち、本体のデザインや冷却システムレーザービームの安定さなど、他社を圧倒している。実は多くのレーザー工場もLightspace社のレーザーを真似するほどだ。レーザー市場を牽引している会社とも言える。
昨年はこのブースの半分程の規模で約30台の展示を行っていたが、今年は2倍の広さで50台以上のレーザーを使用している。実はこのレーザーショーのプログラム等は私が担当している。そのため、毎年Prolight + Sound広州には出展社として参加しているのである。
映像をご覧頂ければわかるのだが、このようなレーザーショーは日本ではできない。日本の多くの場所では、レーザーを人に当てることは禁止されている。しかしここProlight + Sound広州では、それが問題にはならない。「失明」するのでは? と思う人もいるが、開催期間中誰ひとり失明した人はいない。それは、特殊なプログラムによる。(※そのプログラムの内容は企業秘密)
コンサートやクラブのレーザーに関心がある人は、是非Prolight + Sound広州を見に来ても楽しめるだろう。ちなみに、Lightspmace社のレーザーに興味ある方は、世界に5社ある代理店のうち、1社が日本にある。
VenusLaser.inc
http://venuslaser.jp/
までお問合せしてほしい。
Writer . 奥平
記事内に掲載されている価格は 2016年3月7日 時点での価格となります。
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