国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!
既にRock oNのページで確認された方も多いかもしれませんが、APOGEE Duetの後継機、Duet2もAPOGEEブースでは堂々展示!今一番ホットなジャンルである小型インターフェースの雄のニューモデルということで、来場者も多いに盛り上がっていました!!
まずはその確かな製品クオリティを動画で体感下さい!!
やはり新製品ということでまず目を惹くのはそのルックス。大きなノブが全面に鎮座するというデザインコンセプト自体は踏襲されていますが前モデルのシルバーから一転、ブラックで統一されたその外観はより大人な雰囲気。しかしルックスだけでなく、以前より要望も多かったLEDメーターディスプレイも搭載され、より製品としての完成度を高めています。
注目すべきはやはりFirewireからUSBへと接続端子が変更され、よりモバイル性能に磨きがかかったことでしょう。よりメジャーな接続端子の選択により、macbook air等でも利用可能。モバイル性能の更なる向上が期待出来ます!!AD/DA部分ではフラッグシップモデル、Symphony I/O開発の経験が活かされ、さらに透明度の高いサウンドとなっており、サンプルレートも最大192kHzに対応。ハイ・サンプリングレートによる超高音質レコーディングにも楽々対応出来ちゃいます!
しかし大きく改善したポイントはやはりモニター部分でしょう。当店でも要望が多く寄せられたヘッドフォン出力とスピーカー出力の独立調整が遂にDuet2では可能に!!これによりミキシング・モニタリング効率の大幅アップが期待出来ます。細かいポイントですが、このクラスのインターフェースにはなかなか搭載されなかった機能なので、APOGEEのDuet2に対する本気度が伺えます。アウトプットもバランス仕様となり、様々なスタジオ機器との接続が容易になりました。
名機AD-500に初めて搭載された”Soft Limit”。そのナチュラルでクリアなサウンドは当時多くのアーティスト、レコーディングエンジニアの高い評価を受け、現在に至るまで様々なAPOGEE製品に搭載されている、まさにAPOGEEサウンドの要となると言っても過言ではないファンクションです。
力を発揮するのはやはりレコーディング。特に突発的に発生するピークを抑え込むには非常に有効です。ホットでドライブ感あるサウンドでレコーディングしたい時にも、大きな武器となってくれるでしょう!
「モバイルレコーディング」という言葉が出て来て早10年ほど経ちましたが、今でも小型インターフェース市場は様々な新製品がリリースされ、どのブランドもそれぞれ魅力的な機能とサウンドを持っています。APOGEEらしいワイドレンジで澱み無いクリアなサウンドを踏襲するDUET2は時代とニーズにマッチし、「定番」と呼べる位置に立つことが出来るのでしょうか?!今後のAPOGEE社の瞳孔に目が離せません!!
記事内に掲載されている価格は 2011年4月7日 時点での価格となります。
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