日本でもユーザーを着実に広げているクラウスハインツ率いる新進気鋭ブランドHEDD AUDIO。事前情報通り新製品Type-20を発表!
Type-20は280 x 358 x 338(mm)という小型の3Wayモニタースピーカー。メーカーはホームスタジオに置くことも可能だとしています。ミドルレンジの優れた再現性と余裕のある鳴りが期待できる3Wayはキャビネットが大きくなってしまうことが難点でしたが、Type-20はこれまでに無かった基軸の製品といえるでしょう。
Type-20のキャビネットは従来製品と同じくラバーコーティングされています。7inchと4inchのハニカムサンドウィッチウーファーとメーカー公称50kHz(±4dB 20kHz)のHEDDエアモーショントランスフォーマーツイーターを搭載。ユニットごとに用意された3つのD級アンプはそれぞれ300Wと余裕のパワー。 そして本機はHEDD Audioの特徴でもあるHEDDブリッジを搭載。これはユーザーが自身で入力オプションを選べるモジュラーシステムで、別売りのモジュラー入力・カードを取り付けることにより、Dante、AES67、AES/EBU、USB、そしてなんとBluetoothワイヤレスに対応します。(モジュラー入力・カードは開発中) 価格は1850ユーロということで約21万円(ペアで42万円)。上位機種の3Way Type-30がペア¥776,000ということを考えると非常に手頃な価格といえるでしょう。
ブランド誕生の経緯を無視して、同じく未発売のADAM SX後継Sシリーズと聴き比べたい〜なんてディーラーならではの企画も今年のどこかでやりますので、ご期待ください!
Writer. Takemoto
記事内に掲載されている価格は 2017年4月6日 時点での価格となります。
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