Musikmesse 2017でLINE6は新製品を発表! 同社フラッグシップのギタープロセッサー Helix Floorのサウンドはそのままに、一部の機能を簡略化してコストダウンした Helix LTが登場です!
まずはじめに上位機種のHelix Floorを振り返ります。Helix Floorはフロア置き型で『アンプシミュレーター』『マルチエフェクター』『ギターアンプコントローラー』の3つの機能を持つギタープロセッサーです。最高峰のサウンドと、マルチカラー&タッチセンス付きフットスイッチを備えライブからレコーディングまでギタリストの理想を叶え負担を減らす機材として人気を博しています。
この度登場したHelix LTは、上位機種と同じサウンドエンジンを搭載。デュアルDSPによる62×アンプ、37×キャビネット、16×マイク、104×エフェクトのモデリングで、ありとあらゆるギターサウンドを作り出すことができます。
変わったのはインターフェースと入出力。Helix Floorの特徴の一つであったスイッチごとの液晶ディスプレイを省略。しかし視認性の高いマルチカラーLEDとタッチセンス付きのフットスイッチは健在です。最大3だったエクスプレッション・ペダルは一つ減って2に。CV/Expressionアウトも省略されました。重量も6.6kgから5.4kgに。これは嬉しいですね。
と、大きく変わったのはこれくらい。外部アンプのコントロール機能や6.2インチLCDディスプレイなどのパーツ類、サイズ(56.0×30.1×9.2cm)、もそのまま。これで$999と約$500ほど安くなるということで、Helix FloorのGET手前で足踏みしていた方にとっては嬉しい製品なのではないでしょうか。レコーディング用途であれば全く不足無しでしょう。
最近はステージ上にアンプを置かないギタリストが増えてきました。バリエーション豊かな楽曲で理想のサウンドを追求するギタリストにはぜひ注目して欲しいです。
壁に埋め込まれたHelix Rack。ギターが繋がれ、試奏するプレイヤーが集まっています。
Writer. Tomita
http://line6.jp/helix/helix-lt.html
記事内に掲載されている価格は 2017年4月5日 時点での価格となります。
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