SPLは新製品ラッシュとなりました!Rock oNでも同じみのオーディオI/O Crimsonの最新ver.など注目製品が一挙登場です。
Crimson 3
Crimson3は全モデルに内蔵トークバックマイクがつき、さらにPhonitor Matriが搭載されました。Phonitor Matrixというのは同社のPhonitorやPhonitor miniに搭載されているスピーカーシミュレート機能を指します。
両耳間のレベルの違いや音が届くまでの時差などの設定を調整することでヘッドフォンでのモニタリング時に音の広がりやバランス、リスニング環境やスピーカーからの音の伝わり方を創り出すことができます。あたかもスピーカーシステムや演奏者を前にしているような実在感を得られます。
各スタジオごとのスピーカーモニタリング環境の違いに悩まされることなく、ミックス作業に専念することができますね!これが付いているオーディオ I/Oは他にありません。制作環境の中核になれるマシンの登場です!価格は646ユーロ、6月発売を予定。
SMC7.1
これは5.1Chサラウンド/ステレオモニタリング&スイッチングマトリックスシステムのSMC2489の後継に当たるもので、ついに7.1Ch対応!大型ポテンションメーターはVCAなどの回路一切挟まず、ダイレクトに各チャンネルのボリュームをコントロールします。価格は1478ユーロ、間も無く出荷開始とのこと。
MADICON
こちらは同社の16chのMADI-AD/DAコンバーターのMADISONに続くMADI対応ラインナップの最新作。コンパクトなMADI to USBインターフェースです。MADISONとの連携ではMADIで64chを受信し、そのままUSB経由でMAC/PCに接続。
Madison
FPGA Monitoring Mixerによるレイテンシーの少ないモニタリングが可能。Additional Optical Stereo Outでコントロールルームのモニタリングシステムの構築も可能。価格は646ユーロ、6月発売を予定。
Writer. Shibuya
記事内に掲載されている価格は 2017年4月7日 時点での価格となります。
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