cineXtoolsは、ファイルからファイルへのインサート編集を行うことができるツールです。ファイルのエクスポート後、直しがあった場合でもファイルを最初からエクスポートする必要がなく、テープのインサート編集と同じようにFile to Fileの編集ができます。2016年にリリースされたcineXtoolsですが、今回2つの新機能を追加してさらにグレードアップされていました。
その1つがClosed Captioningモジュールです。
これはファイルインサート同様、キャプションの作成とその管理を行い、再エンコードすることなく既存のキャプションを編集することができます。MXFやMOV ANCキャプショントラックへ直接インサート編集ができるそうです。しかし、オプションモジュールなので別売りだそうです。
次に、Mutliclip Insertモジュールでは、修正箇所が風数あるときにバッチ処理を行うことができます。 パッチをソース側にドラッグ・アンド・ドロップすると、パッチは指定したタイムコードに従ってキューに入り、次にターゲット側に挿入するファイルをドラッグアンドドロップします。
細かい部分ですが、これまでバージョニングとしてファイルを複製する機能はありましたが、インサートを行いながらファイルを複製するということも実現しています。これまでのcineXtoolsでの作業の手間を省き、バージョニングが簡単に行えるようになっていたりと、積極的な展開が行われています。
Writer. Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2018年4月12日 時点での価格となります。
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