毎年NABに参加している数少ないAudioプラグインメーカー Nugen Audio。今年も新しい製品を抱えての出展を行なっていました。
NAB 2018での新製品はこちらの Halo Dounmix用のimmarsive Extension。先にリリースされていたHalo Upmixと同様にDolby Atmos 7.1.2に対応したダウンミックスが行えます。具体的にはBed Channelのダウンミックスを行えるということになります。原理的にオブジェクトのダウンミックスは出来ませんのでご注意を。
そのダウンミックスは、基本的には予め係数を設定してということになります。さらにそこからGUI上で細かく調整をすることもできます。このプラグインの非常に面白い機能、アドバンスド・ディレイ(通常のディレイと逆に前倒しする)も使えるということです。サラウンドサイドに音をこぼす際にディレイを欠けることがあると思いますが、それを打ち消すことが出来るということです。
また、来月にはリリースできるということで価格表にはその名前が載っている新製品としてAMB用のオプション、Dolby E extensionがリリースされるということです。このエクステンションは、Dolby Eの素材を直接読み込んで解析するだけではなく、書出しの機能も持つということ。Dolby Production Suiteのアップデートが泊まっている今、Dolbyの公式としてもNugen AMBが推奨される環境になるということです。Dolby Eを扱う方は、AMBとDolby E extensionの組み合わせ是非ともご確認下さい!。
Writer. Yosuke
Nugen Audio
http://www.nugenaudio.com/
記事内に掲載されている価格は 2018年4月10日 時点での価格となります。
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