本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン

渋谷の音楽制作機材専門ショップ!豊富な展示製品の試奏、ご相談からシステムプランニングまで、お任せください!

head-love Created with Sketch. CREATOR
NAB2017

27
Apr.2017
REPORT

NAB 2017 DAY3 : STUDER & AKG

NAB2017 Rock oN Show Report

NAB2017 Rock oN Show Report01_04

NAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show Report

NAB2017_NAB_DAY2-165

日本ではJBL、AKG、dBx、Lexicon、AMCRON、Soundcraftなど、息の長いオーディオメーカーでお馴染みのHARMAN。中でもコンソールと言えばSTUDERでしょう。伝統であり伝説的なコンソールメーカーもいまではデジタル化が進み、ディスプレイに映し出されている「DIOS」が今回は前面にフィーチャーされています。が、まずは参考展示してあったAKGのMICROLITEシリーズを。

NAB2017_NAB_DAY2-166

AKG MICROLITEは、イメージである羽から連想される”軽さ”が特徴。肌の色に合わせたカラーリングは全16種類。見ている人にも、付けている演者にもマイクを付けていることを意識させない、ということに徹底的にこだわり、製造されています。すでに販売自体は国内でも2月末より開始されています。端子部分が簡単に着脱可能で、左側に見えているオプションの端子を使用すればAKGだけでなく、Audio-tecnica、Sennheiser、Shureのワイヤレスシステムとも組み合わせて使用できますので、既存のワイヤレスシステムに組み込むことも簡単です。

NAB2017_NAB_DAY2-167

では、本題のSTUDERに話を戻しましょう。

STUDERからはミキシングコンソールの展示が。まずはSTUDER micro core。3Uサイズのラックに収まっている Audio I/Oには4つのMic Input、8つのLine Input、12のLine Outputの他、2つのHeadPhone Outのアナログ部と、2つのAES/EBU Pairs I/Oと8つのDANTE I/Oが搭載されています。その他にもLAN、12のGPIO、Wordclockもあり、microの名前ながらも十分な性能を持ってます。

NAB2017_NAB_DAY2-168

こちらがフィジカルのコントローラー。内部のコントロールはHDMIで画面にも出せ、EQやCompの処理や各チャンネルの状態を見ることができます。ただ、やはりこういったコントローラーの存在はレスポンスを大きく向上させますので、現場では必須でしょう。また、今回のNAB2017で挙げたコンソールミキサーに、必ずと言ってもいいほど導入されているiOS用のアプリケーションでのコントロールも勿論可能。

NAB2017_NAB_DAY2-169

LCDパネルの多いブロードキャスト用のVISTA V。CPUベースのプロセッシングパワーで、信号を処理。BSS DPR-901のEQ、Lexicon PCM96のサラウンドリバーブ、などHARMANだからこそのPlug-Inも内蔵されています。ノブ群の下はタッチパネルとなっており、エフェクトもフレキシブルに反応できるように配慮がなされています。肝心の接続はAoIPではDante,Livewire,AES67などをサポート。

NAB2017_NAB_DAY2-170

写真にはおさめられませんでしたが、今回のNAB2017に先駆けてSTUDERから発表されたのが「DIOS」です。Distributed I/O Systemの略で、本国のサイトでも映像とKey Featuresが掲載されています。こちらはI/Oのroutingを制御するソフトウェアでネットワークオーディオ内のデータのやり取りを合理化します。様々なフォーマットのファイルを統合して制御でき、またパススルーに問題があった場合には自動的にデータの転送経路を割り出すことが可能です。対応するAoIPはDante/AES67/Ravenna/SMPTE2022 6/7 / SMPTE2110。これをSTUDERのプロダクトやサードパーティー、EMBER+などと橋渡しをするのが主な特徴となっています。サイトにはアニメーションの映像が挙がっているのみですので、実際のコントロールがどうなっているか、続報に期待です。

NAB2017_NAB_DAY2-171

こちらはVistaシリーズのVista 1 Black Edition。STUDERのミキシングコンソールはシルバーを基調にしたものが多い中、要望を受けてブラックバージョンを発売。先ほどのVISTA VのフラッグシップInfinityシリーズとは異なり、micro coreのミキシングコンソール版といった様相ですが、DSP96ch対応と、22本のフェーダーが中規模の現場にはうってつけのサイズだと思います。

NAB2017_NAB_DAY2-172

VISTA X。正面の画面にはルーティングが表示され、来場者は音質を確かめていました。

NAB2017_NAB_DAY2-173

Glacierシリーズです。ミキシングコンソールですが、TCP/IPやPoEで駆動するコントロールサーフェイスになります。Dante AoIPを受けることができます。表示されている画面はカスタマイズが可能で、ミキサー自体にも表示がされています。

NAB2017_NAB_DAY2-174

驚くことに、ノブはたったの2個。潔いですね。マスターセクションがタッチパネルとなっていますので、コントロール系統は全てそちらで操作ができますし、前述のとおりカスタマイズが可能なので、自身でよりよい環境を作れるのは面白いですね。
一方でボタンは多く、フェーダーもしっかりとしたもの。ブロックごとに分けることもでき、拡張も縮小も思いのままです。

「DIOS」というI/Oソフトウェアを発表したSTUDER。今後はハードウェアとしての精度の高さだけではなく、テクノロジーを進化させ、システムの統合によりよい効果を生んでいくことでしょう。

Writer : Yosuke

STUDER
http://www.studer.ch

AKG Acoustics
http://www.akg.com

NAB2017 Rock oN Show Report

NAB2017 Rock oN Show Report01_04

NAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show ReportNAB2017 Rock oN Show Report

記事内に掲載されている価格は 2017年4月27日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

Rock oN AWARD 2026 座談会
今年もゲストノミネーターにご協力頂き、栄えあるProduct of the Yearを含む各賞がついに決定しました!そして選考会の後に結果を振り返る毎年恒例「Rock oN AWARD 座談会」。
メーカーの垣根を超えて比較できる贅沢な現場──三友カメラ内覧会 2026 現地レ…
三友カメラ内覧会は、毎年開催されている恒例イベントで、株式会社三友と取引のあるカメラメーカーを中心に、最新のカメラ・映像機材が一堂に会する展示会です。
NAMM2026ショーレポート企画 : 2人のビッグネームの直筆サイン入り特製R…
NAMM2026ショーレポート企画 : 2人のビッグネームの直筆サイン入り特製Rock oN NAMM2026トレーナーをプレゼント!
NAMM 2026 : バウンス清水的まとめ
怒涛の3日間が終わり、自身の英語力の低さを強く感じつつ、今回のNAMMショーを振り返ってみる。出発前にキーワードとして挙げていた『イマーシブ』『AI』『アナログ復権』。こちらについてはやはり、答え合わせ的な出会いが多かった印象だ。
NAMM 2026 : Fluid Audio
Fluid Audioで展示展開されていたFX50 V2の音を聞きました。PAスピーカーのようなパワフルな出音で正直欲しくなってしまいました!
NAMM 2026 : Soyuz
Soyuzブースではチャンネルストリップのプロトタイプを発見!
NAMM 2026 : YAMAHA
新製品オーディオインターフェース URXシリーズとフィジカルコントローラー CC1について、クリエーター&コンシューマーオーディオ事業部 赤羽根隆広 氏に解説していただいたので、動画をご覧ください!
NAMM 2026 : Rock oN Show Report
明日からの音楽制作の行先は?? NAMM 2026 : Rock oN Show Report
NAMM 2026 : AVID
Avidブースは、今年のテーマである「Powering the art of sound」を体現する熱気が溢れていました!
InterBEE 2025 : エミライ
PMC、SilentPower、FiiO、iFi audioといった幅広いブランドのオーディオ・ビジュアル機器を輸入・販売しているエミライもブースを出展。 iFi AudioのZEN CAN 3やFiioのK15、K13 [……
InterBEE 2025 : MIX WAVE
同社が取り扱う主要製品群を中心としており、特にPMC、Amphion、API、Karno、Airfolc、64audioといったブランドの機材が多数展示されていました
InterBEE 2025 : Solid State Logic
Solid State Logicのブースでは発売前から話題のあの2製品が展示! 今年発売された「Revival 4000 Signature Analogue Channel Strip」と並んで、12月4日発売がアナ [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company