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まだまだModular Synthの魔境は続きます!Studio Electronicsの新型モジュールなど話題の新製品がずらり!
Studio Electronics
NAMM 2016直前情報でも大きな話題を集めた美しきモジュラーケースKAHNCO The Kahnco modular case systemにぎっしりと収められた、惚れ惚れするようなモジュールたちが現れました。
3つの新製品のうち、2つはなんとフランスのEOWAVEとのダブルネームで表記されています。黒、赤、金、白というド派手なカラーリングは侍や歌舞伎のカラーリングを意識したとか。
・Charcot Circles:ステップシーケンサー。16ステップを基本にしながらも8つのモードを切り替えて長いステップのフレーズが作れ、またプリセットを保存できるため、ライブでも重宝しそうです。
・STE.16:2機のオシレーター/16種類の波形を搭載したモジュール。デジタルLFOも付いており、組み合わせでFM偏重などもできるとのこと。
・QUADONIC:4機のデジタルオシレーターを搭載したモジュール。豊富なデジタル波形を組み合わせて斬新な音作りができます。コードモードなど4DCOならではのユニークな機能も魅力。
最強のアナログポリフォニックシンセサイザーOMEGA8改めC.O.D.Eも鎮座。なんとableton live上にプラグイン・エディターが立ち上がっていました。
MODE MACHINES
そしてx0xb0xでお馴染み、日本でもファンが多いMODE MACHINEブースには期待の12トラック・マトリックス・MIDIシーケンサー「SEQ12」と斬新なバーチャルペダルボードvPedが展示!SEQ12はかなり多彩な演奏方法が用意されており、モノフォニックとしてもポリフォニックとしても、またはリズム用のトリガーシーケンサーとしても優秀。さらにコード演奏やアクセント入力、シャッフルパターンなど「演奏できるシーケンサー」として作り込まれています。
vPedはVST/VSTiのホストとなり、ライブでもスタジオワークでも足元にかなりの多様性をもたらします。スタンダード仕様とプロ仕様があり、スタンダードで2GBのRAM+8GBのSSDが、プロ仕様で4GBのRAM+32GBのSSDという充実のスペック。ありそうで無かった製品。ちなみにvPedの上に乗っているステッカーは個性的なモジュールで人気急上昇中のEndorphin.esの美しき開発者Giulia Bondarさん。
Fight Of Harmony
粘りのある、まさにアナログなノイズを鳴らしていたFight Of HarmonyのInfernal Noise Machine。VCFやVCAが2基ずつあったり、ジョイスティックが2本あったりと珍しい構成のノイズマシン。つまみが多いため、シンプルな出音でもなかなかバリエーションが出そうです。
ジョイステッィク・コントロールモジュールの「choice」とInfernal Noise Machineからオシレーター部分を抜き出した「IMP」。
記事内に掲載されている価格は 2016年1月26日 時点での価格となります。
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