事前情報で一番の注目を集めたAntelope AudioのORION32 HD。遂に登場したAVID HDXと接続可能なAntelope AudioのAudio IFです。様々な新機能を搭載したこちらの注目は高く、朝一から取材陣がひっきりなしに訪れていています。Greg Wells氏のトークセッションを動画で押さえましたので、御覧ください!!
上から2段めがORION32 HDですね!!!最大64chのハンドリング可能なHDX互換Audio IFデス。USB 3.0での接続も可能なのでNative環境での利用もできるというシーンに合わせて使い分けの出来る多機能モデル。クロックも最新のAFCテクノロジーが搭載され、マスタークロック内蔵といっても良いパフォーマンス。その音質はこれまでも高い評価を得ています。特にアメリカでの人気は高く、Native環境での定番の座を射止めているという話も入ってきています。
1Uながら非常に多くのシグナルをハンドリングできるのもORION32 HDの特徴。アナログAD/DAは32ch I/O、MADI、ADAT。そして、こちらはこれからの仕上がりと思いますが、ROUTING画面にはUSBとHDXが同時に表示されています。これは同時接続での利用が可能ということでしょうか?これをじつげんしているとしたら システムアップの柔軟性が画期的に高まりますね!!レコーダーはPro Tools HDXで、シーケンス、音源ソフトはNativeのDAWでといったシステムがこの一台で集約出来るということになりますね。
またORION32 HDに搭載されているFPGAのパワーを利用したAFXと呼ばれるプラグイン。これまでのAntelope Audioの製品にも搭載されてきていますが,新しく6種類のプラグインが追加されています。元々の高いクロックがもたらす高音質だけではなく、着実に機能を向上させています。新製品だけではなく、こういった追加機能にも注目ですね。
Writer. Yousuke
記事内に掲載されている価格は 2017年1月23日 時点での価格となります。
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