活気あふれるAVIDブース。Openingのプレゼンテーションには、おなじみCEOであるLouis氏が登壇。Avidの今後のビジョンを熱く語っていました。今の音楽産業の挑戦を分析してどのようにユーザーとメーカーがWIn-WInの関係を築いていけるのか。非常に興味深いプレゼンテーションでした。残念ながらNAMM 2017での新製品の発表はありませんでしたが、Supportプランに移行しているPro Toolsの最新バージョンである12.7のデモを力強く行なっていました。
動画を取ってきましたので、御覧ください。
着実に新機能が追加され進化を続けるPro Tools。約束通りに出来たところから新機能が追加された最新バージョンが登場していることになりますね。
Pro Mixingのコーナーにはもちろん、Avid S6が鎮座。DOLBY ATMOS仕様で展示が行われていました。ATMOS関連の新しいFeuterが展開されていました。ATMOSパンナーはかなり大幅に手が入っているのがわかりますね。
ミキシングの為のツールは完成度を高めてきています。早く、ATMOS対応の7.1.2chのベッド・バスがPro Toolsに用意されると良いですね。期待したいところです。
更にS6の脇にはVRグラスも!!!変な3D Movieだと思っていたらVR用のMOVIEが展示されていました。詳しく教えてもらうことは出来ませんでしたが、Pro ToolsでのVR向けのミキシングもAvidはしっかりと考えているようですね。
NAMM 2017でのS6用のラック。世界中がその出荷を待ちわびているAVID MTRIXが収められていますね。そして、DOLBY RMUがしっかりとマウントされているのがわかります。
LiveコンソールであるS6Lも展示されていました。こちらは近づけないくらいの人混み。高い評価を得ていたVenueの進化版ということも有り、注目度は高い製品。すでに国内でも多数が出荷され可動が始まっている最新のソリューションですね。
最後にLouis氏のプレゼンテーションの様子を写真でお伝えします。
artist communityと呼んでいる、新しいユーザーとのつながり方をAvidは模索し続けているのがわかりますね。Cloudサービスもスタートし、その先に予定されているユーザー同士のマーケットプレイスの準備も着々と進んでいるということではないでしょうか?こちらも動きも楽しみですね。
Writer. Yosuke
Avidhttps://www.avid.com/ja/
記事内に掲載されている価格は 2017年1月21日 時点での価格となります。
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