制作において、モニタ―環境の画一を求める声は多くあります。スタジオで聞いたときには良かったのに、他で聞いたら、、、、誰もが経験しているのではないでしょうか?Sonarworksはそんな悩みを解決するソフトウェアを開発しているメーカー。これまでにもレポートしてきていますが、あらためてご紹介します!!
キーとなるコンポーネントがこのReferense 3というアプリケーション。Sonarworksはヘッドフォン向けの補正技術と、スピーカー向けの補正技術の2つを持っています。そのプロファイルが実際に動作するのがこのプラグイン。AU/VST/AAX各種フォーマットに対応しています。そして、このプラグインをマスタートラックに挟むことで補正効果を得るということになります。
ヘッドフォン用の補正であれば、メーカー側が代表的な32機種の補正プロファイルを提供しています。そのプロファイルを読み込ませることで理想に近いバランスでの試聴を可能とします。もちろん個体差、ヘッドフォンの特性などその他の要因はありますが、別の機種を利用しているユーザー間でもかなりの画一性が保たれることになるでしょう。
そして、マイクを使って測定をして補正をする、スピーカーキャリブレーションシステム。マイクはシリアルごとにその特性のプロファイルが提供されフラットな状態での測定を可能としています。
複数ポイントの平均値からの補正など、多くの機能を持つ高性能な補正アルゴリズムを搭載しています。これまでにもこのようなソリューションは多くありましたが、スピーカーだけではなく、ヘッドフォンにも対応しているのがこのソフトウェアの最大の特徴ではないでしょうか?
Writer. Yousuke
記事内に掲載されている価格は 2017年1月22日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ
Cookie は、お客様のサインイン情報の記憶、サイト機能の最適化、お客様の関心事に合わせたコンテンツの配信に使用されています。当社は、当社のプライバシー・ポリシーに基づき、Cookie などの個人情報を収集・利用しています。
「同意して次へ」をクリックして Cookie を受け入れ、当社のサイトにアクセスするか、プライバシー・ポリシーにアクセスした Cookie についての詳細をご確認ください。