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namm2019

29
Jan.2019
REPORT

NAMM 2019 DAY4:MOTU

MOTU画面


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MOTUはDP10を発表しました。今回のメジャーアップデートでは、オーディオ、MIDIクリップをリアルタイムにトリガー可能なクリップウィンドウの実装や、Zynaptiqテクノロジーによるオーディオのストレッチ機能の強化、マルチサンプル音源の追加、VST3プラグインフォーマットのサポート、など、大量の機能追加、強化が施されています。

MOTUブース風景

新機能

  • オーディオ、MIDIクリップをトリガーするClip Windowの実装
    ライブ、コンサートの音源送出において、絶大なシェアを誇るDP。オケだしのポテンシャルを引き出すClip WindowがDP 10から追加されます!これによりシーケンスの再生に加えて、ワンショットのトリガーや半手動シーケンスなど、多様な用途にも対応できるようになります。
  • Zynaptiq™ ZTX PRO™テクノロジーによるストレッチオーディオ機能の追加
    Clip Windowsの追加とともに、各オーディオクリップに対して、オーディオストレッチが行えます。Zynapticのテクノロジーのもと、多様なオーディオ検出アルゴリズムで、プロジェクトに対して適切なオーディオ・ストレッチの処理が施せます。
  • ビート検出機能の強化(BEAT DETECTION 2.0)
  • 各種バーチャルインストゥルメント、ループ、クリップ、プラグインを瞬時に検索できるコンテンツブラウザ機能の追加
  • ウェーブフォームエディターの機能強化
  • VST3プラグインフォーマットのサポート
  • マルチサンプルのアコースティック楽器、シンセ、ループ、フレーズの5GBライブラリが付属
    UVI Workstationで機能する、MOTU MachFive 3をベースとしたサウンドバンクが追加。5GB、100種類以上のサウンドやループが標準で搭載されます。
  • Scalable UIは全体の拡大、縮小がショートカットコマンドで調整可能
    メインウインドウやサブウインドウをはじめ、最新の高解像度ディスプレイでも視認性の高い表示に対応します。画面の拡大縮小に対応し、文字や画面が見づらい!というストレスから解放されます。
  • Shift +スペースキーを押してRun Commandウィンドウを開くだけで、Digital Performerのすべての機能にすぐにアクセス
  • イベントリストクイックフィルターによるイベントリスト編集の高速化

MOTUブース風景

DP 10は近日中に発売が予定されているとのことで、2018年11月以降にアップグレードを含むDP 9シリーズをお求めいただいた方は、発売後に無償でDP 10アップグレードが提供される予定。また、販売価格は現行のDP 9シリーズの価格とほぼ同等となる予定です。

Writer : Tsuneyoshi
MOTU
http://www.motu.com

MOTUブース外観


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記事内に掲載されている価格は 2019年1月29日 時点での価格となります。

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