伝説的なミキシングエンジニアBob Clearmountain氏によってチューニングされたイコライゼーション、コンプレッション、サチュレーション処理を提供するネイティブオーディオプラグイン Symphony ECS Channel Strip。これまで Apogee Symphony DesktopハードウェアDSP専用 プラグインでしたが、macOSとWindows 10でネイティブ利用可能になりました。
Symphony ECS Channel Strip (Equalization, Compression, Saturation) は、アーティスト、プロデューサー、ミキサーに、個々のトラックや最終ミックスをコントロールし、形にするための迅速で強力なツールキットを提供します。
1970年代のビンテージハードウェアイコライゼーションをベースにしたSymphony ECS Channel Strip EQは、音楽の時代と同義の大胆な輪郭を可能にします。同時に、ポンピングのないアグレッシブなコンプレッションのための現代的なサイドチェインを提供します。コンプレッサーの確実なゲインリダクションは、最新のコンソールダイナミックプロセッサーをベースにしており、Mixノブを使って簡単にパラレルコンプレッションを行うことができます。サウンドに彩りを加えるために、Saturationセクションは、微妙なボリュームブーストからより明白なドライブまで、高調波歪みの可変レベルを提供します。
今回のリリースで、Symphony ECS Channel Stripは、Symphony Desktopに搭載されたハードウェアDSPとDAWのネイティブプラグインの両方で動作するようになり、革新的で柔軟なワークフローの配列を開くことができます。
80年代のサウンドを代表するエンジニア、ボブ・クリアマウンテン氏。その代表作はDavid Bowie”Let’s Dance”、Blues Springsteen”Born in the USA”など時代を代表する作品にエンジニアとして携わっています。そのサウンドのエッセンスが凝縮されたプラグインに新しくチェンネルストリップが登場。なんと言ってもこのGUI!!往年のApogeeを再現した紫のノブにグッと来る方多いのではないですか!!パープルのコーポレートカラーで製品をリリースしていた時代のApogeeを思い出させてくれます。このGUIのイメージこそがこのプラグインのサウンドを物語っているのではないでしょうか。クリスタルサウンドとも形容されるボブクリサウンドが、本人の作った多数のプリセットから呼び出せるのも魅力。サイドチェイン、CompのDry/Wet、そしてDriveつまみと多彩なサウンドメイクのできる製品に仕上がっています。80’sサウンドを求めるのであれば試す価値のある製品です!!
本国99ドルにて発売中
国内取扱未定
記事内に掲載されている価格は 2021年1月22日 時点での価格となります。
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