PALM2012 3rd Dayレポート！ 遂にお待ちかねのEastゾーン（楽器ゾーン）へ突入!
さて、PALM2012レポートも3日目となりました。
ここ北京は、相変わらず天気が良く快適に滞在しています。
北京は、中国の中では非常に物価が安く、バスが1元、地下鉄がどこまでも2元
のほか、例えば、ペットボトル500mlの水が1元から買うことができます。
（注意：購入する場所にはくれぐれも気お付けてください。）
では本日も早速レポート!
会場の中はエアコンのおかげで非常に快適です。ここ連日屋内に居る為判りませんが、昼間の野外は真夏の気温とのこと、快適な朝一番で屋外の展示を覗いてみました。まず、エントランスのE4(East4ゾーン)の手前に、何やら建設中の建物かと思いきや
近づいてみると、PA・SRのアレイスピーカーが並ぶ。
日本では考えられない規模で、視聴が行われていることに唖然とする。
これまた、近づいて見に行くににも、結構時間がかかるのである。
このような感じで展示されています。まさに理想な環境で視聴が行われていますが、ちゃんとステレオでレイアウトされていることにもこのPALMのスケジュールを感じます。
外に出たのでついでに、、「BeatThree」社なる建物があり、中に入っているみると
中ではバンドコンサートが行われていました。ここ中国では、バンドブームが徐々に来ており、
ちゃんと前の方には審査員席があり、正直どのバンドも演奏が上手く、ここだけでも一日楽しめる気がしました。
バンドつながりで、Eastゾーン（楽器ゾーン）の紹介をしていきましょう。
このEastゾーンは4つあり、E1とE2がPA・SR・海外の照明メーカーで、E3がバンド系の楽器、E4が民族楽器と分かれています。
中国メーカーの楽器は非常に多くあり、サウンドクオリティは判りませんが、国内で販売されているブランドと同じサイズと機能で比較すると、1/3～1/20程度で買うことができます。
ストラップやギターケースなども非常に充実しております、その場で買うことも出来ます。
ケーブル関連も充実しており、こちらも実際にその場で注文することも可能です。
バンドブームと同様に中国でも「萌」系のブームが来ており、このようなウクレレも発見。もし欲しい人がいたら是非。
このMUZAは、電子ドラムメーカーで、10数セットの体験コーナーが出来ていました。
中国の電子楽器メーカーは増えて来ており、レコーディングソフトウェア以外の楽器はほとんどありました。
デモンストレーターでなく、子供の来場者が試奏中。
めちゃくちゃ上手い。この光景はNAMMに似ていますね。
中国製ピアノメーカーも30社以上は展示、中にはこのような高級木材を使ったものや
自動演奏機能（独自の装置）を付けたものもありました。
こちらは、グランドピアノ型の電子ピアノでしかも、PCが内蔵。
譜面台部分は、ディスプレとなっております、ピアノの足にPCが組み込まれています。
こちらも日本に販売が可能とのことです。
ホールでMesseを湧かせた「ALPHA SPHERE」が展示されていました。
この製品 超未来的な楽器で、いわば未来型のMIDIコントローラーです。
演奏も非常にユニークですよね。
これが、ソフトウェア画面。そして球体内部にはLEDがあり、パフォーマンスにあわせて色が変わります。
表面の素材がなんとも言えない心地よさで、ずっと触っていたい感じでした。
近日日本での発売も予定、ガジェット好きには必ずチェックしてくださいね。!
PALMではおなじみのMonkey Bananaのモニタースピーカー。
練習用のドラムパッド 1枚65元 表面のプリントがユニーク。ドラムなのに何故DJ?
皆さんご存知ノベーションブースでは、終始ラップトップDJのデモが行われていました。
M-AudioとAVIDコーナー 世界どこでの展示会でもこの色合いはすぐにわかりますね。
MIDIPLUS社のDTMの展示。気になるお値段は 2chで400元 4chの800元とのこと。
ほかMIDI キーボードやモニタスピーカーもありました。
カラフルなワイヤレスマイク。しかもレシバーも同じ色でした。
中国のデジタル楽器の輸入代理店で有名な「愛信」 ここでは、RME社の他、PreSonus Steinbergなどの製品を取り扱っていました。
このPALMでは、沢山の中国人アーティストやバンド、そしてアイドルもイベントに参加しています。中国のアイドルもなかなか可愛いですね。
このPALMは非常に体験型のコーナーが沢山あります。
このように、実際に本格的なステージでカラオケも体験できます。
日本では見かけない、ヤマハの「KARAOKE Pro」シリーズ。
中国市場でいま熱いのは、SRとPAとこのカラオケ市場のようですね。
駆け足でレポート致しましたが次回は遂に最終日、お楽しみに!
奥平 賢浩：プロフィール
大阪芸術大学卒 「MOTU」「Reason」「NOVATION」「RME」「PreSonus」ブランドの国内代理店にて営業兼デモンストレーターを従事。その後 ステージレーザーやLEDパネル、映像と照明のビジネスへ転身。
現在レーザーデザイナーでありPangolin社のオフィシャルディーラーまた中国の代表的なレーザー工場やLEDメーカーとも直接取引を行っている。レコーディング・DTMのほか、照明・VJ・レーザー・LEDパネルなど、幅広い知識もって、活動中。
