国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!
中国初上陸のAntelope Audio はProlight Sound 広州でデビュー。つい先日発表されたばかりのZen Studio + を堂々展示していました!展示会での出展も初ということで、中国進出の意気込みの高さが伺えます。
Zen Studio +
Zen Studio +はその名前だけだと Zen Studioの後継者と思いがち。しかしそうではありませんでした!
Zen Studio +は言うなれば上位機種Orion Studioのモバイル版に位置します。その理由として、
・Orion Studio同等のAD/DA
・Orion Studio同等のFPGAチップにより、30以上種類の専用エフェクトが使える
・Thunderbolt & USB両対応
・マイクプリは同じく12機搭載(こんなコンパクトサイズで!)
・20 Analog Inputs, ADAT, S/PDIF, 2 HP Outs
以上が挙げられます。
逆にOrion Studioとの違いは、
・サミングとモニター切り替えが不可。
・モニター出力は1系統のみ
・8 Analog Outs(Orion Studioは 16out)
・Synergy Bundle(Overloud製プラグイン30種類+Presonus Studio One)が付属しない
以上となっています。
まさしくOrion Studioの弟機と言えるのではないでしょうか。では改めて、Antelope AudioのAleksandar氏にコントロールパネルでの動作も含めたZen Studio +の特徴を説明してもらいましょう。
Zen Studio +は3月20日以降発売。¥310,000(税込)を予定しています。ちなみに先に発売されているZen Studio ¥250,000(税込)は、ユーザーの反響を見ながら生産を続けるか、完了するかを検討するということです。
Orion32 HD
続いて、こちらも期待の星。Orion32 HD!
Orion32 HDは、Orion Studio譲りの第4世代AFC、FPGAによるプラグイン処理を搭載した、64 入出力のPro Tools HDX I/Oです。
3rdパーティー製I/Oに対応することで門戸が開かれたPro Tools HDのオーディオI/O選びに新たな可能性を与えるOrion32 HDは、2基のHDX PortのほかにもUSB3.0、MADI端子を備えるなど業務での汎用性や拡張性もキープ。マスタークロックで使い慣れたAntelope Audioということもあり、NAMM 2017での発表と同時に多くのプロエンジニアが注目を始めています。
Orion32 HDは2017年2月下旬、つまり近日発売となります。Rock oNではすでに予約も開始されており、税込¥450,000となっています。
[eStoreClipper1A mdin=’41883′ img=’LINK’][/eStoreClipper1A]Orion32 HDの存在が、中国プロオーディオ業界でのAntelope Audio隆盛の第一歩となりそうです。ブースにあhひっきりなしに中国のディストリビューターらしき関係者が出入りし、CEOのIgor氏と会談していました。これからが楽しみですね。
Writer. Tomita
Antelope Audio
http://en.antelopeaudio.com/products/zen-studio-plus/
記事内に掲載されている価格は 2017年2月22日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ