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Universal Audio ,ableton ,Native Instruments ,KRK
クリエイターから絶大な支持を集める3社を中国でディストリビュートする企業のブース。
Apollo TWINのマイクプリモデリング技術Unisonに興味津々な男性。展示にマイクが用意されていなかったのですが、どうしても試したいとスタッフにお願いして、この後試聴ができるようになりました。やはり他には無いテクノロジーということで注目しているということ。
ableton ,Native Instruments
abletonはPUSH、Native InstrumentsはKOMPLETE KONTROL S88と、両者ともに自慢のコントローラーを使った展示。Native Instrumentsは「MASCHINE Studioを試したい」とリクエストがあり、UA社の時と同じように、急遽セッティングされるシーンがありました。こちらの方は積極的ですね。
KRK
KRKは、VXT4の後継機『V series 4』と、カジュアルラインのRokitシリーズを展示。
Slate Media Technology ,API ,Pionner , Presonus
続いて、他と違ってレコーディングスタジオを想定した展示が特徴的な代理店のブース。
タッチパネルによるDAWコントロールインターフェース RAVEN MTi2。マルチタッチのレスポンスの高さは来客者を驚かしていました。Day 1レポートにも書きましたが、広州の街中にあるタッチパネルなどの接触インターフェースはレスポンスがそれほど早くなく、タッチして一息ついてから動作する独特の「間」があるため、それに慣れた人からするとRAVEN MTi2などのプロオーディオ機器のレスポンスの良さは快適なようです。ブースのスタッフもそこを強調していました。
APIのフルアナログコンソール THE BOX。1ルームでのミックス/ダビングに最適なコンパクトサイズと、2スロット分設けられたAPI500モジュールのスペース。コンセプトがはっきりと分かる製品ですね。ただ今回のProlight Sound GuangzhouではAPI500モジュールを展示しているブースを見つけることはできませんでした。多くのプロオーディオブランドやOEMの工場が存在する中国でもしAPI500のブームが起こったら…。おもしろい製品が出てきそうな予感がします。
API初のペダルエフェクター 『ToranZformer GT (ギター向け)』と『ToranZformer LX (ベース/キーボード向け)』。
Pioneer ,Presonus
先ほどと同じ代理店の別ブース。DJ/ライブハウスがイメージされています。
ドンと構えられたDJブースには、Pioneerのフラッグシップ CDJ-NXS2のセットを展示。今回いくつかのDJセットの展示を見つけましたが、広州ではまだPCDJは一般的ではないようで、CDJがメインの展示のみでした。
DJブースでその脇を支える機材としてPresonus のデジタルミキサーが紹介されています。
続いてはWavesのブースです。
ソフトウェアブランドの単独ブースというのはここでは珍しく、デモンストレーターによる実演が気軽に体験できるということで、人だかりが絶えません。
Waves NxとHead TrackerによるサラウンドのVR体験は特に人気でした。日本のInter BEEではVR製品が活気付き始めていましたが、Prolight Sound Guangzhouではまだまだ。しかし強い刺激を欲している人が多い中国ならば、ゲームやアミューズメントからVRが爆発的に広がるでしょう。あとは時間の問題でしょうね。
Allen & Heathの代理店より。
ライブコンソール dLiveが圧巻の展示。同じタッチパネルを搭載していてもライバルがアナログライクな操作性を追求する中、dLiveはピンチやスワイプ、ドラッグ&ドロップなどタッチパネルならではの操作性で魅せます。レイアウトをフルカスタムできるなど、ライブPAのために生まれたコンソール。
多様なラインナップで大きな力を持つSAMSONのブースは、ライブができるステージが用意されています。
記事内に掲載されている価格は 2017年2月24日 時点での価格となります。
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