本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
REPORT

国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!

24
Feb.2017
REPORT

Prolight + Sound 広州 Day3 : Pro Audio 2

Universal Audio ,ableton ,Native Instruments ,KRK

クリエイターから絶大な支持を集める3社を中国でディストリビュートする企業のブース。

Universal Audio
DSC06565

Apollo TWINのマイクプリモデリング技術Unisonに興味津々な男性。展示にマイクが用意されていなかったのですが、どうしても試したいとスタッフにお願いして、この後試聴ができるようになりました。やはり他には無いテクノロジーということで注目しているということ。

ableton ,Native Instruments
DSC06567
abletonはPUSH、Native InstrumentsはKOMPLETE KONTROL S88と、両者ともに自慢のコントローラーを使った展示。Native Instrumentsは「MASCHINE Studioを試したい」とリクエストがあり、UA社の時と同じように、急遽セッティングされるシーンがありました。こちらの方は積極的ですね。

KRK
DSC06568
KRKは、VXT4の後継機『V series 4』と、カジュアルラインのRokitシリーズを展示。

Slate Media Technology ,API ,Pionner , Presonus

続いて、他と違ってレコーディングスタジオを想定した展示が特徴的な代理店のブース。

DSC06575
Slate Media Technology

DSC06577

タッチパネルによるDAWコントロールインターフェース RAVEN MTi2。マルチタッチのレスポンスの高さは来客者を驚かしていました。Day 1レポートにも書きましたが、広州の街中にあるタッチパネルなどの接触インターフェースはレスポンスがそれほど早くなく、タッチして一息ついてから動作する独特の「間」があるため、それに慣れた人からするとRAVEN MTi2などのプロオーディオ機器のレスポンスの良さは快適なようです。ブースのスタッフもそこを強調していました。

API
DSC06579

APIのフルアナログコンソール THE BOX。1ルームでのミックス/ダビングに最適なコンパクトサイズと、2スロット分設けられたAPI500モジュールのスペース。コンセプトがはっきりと分かる製品ですね。ただ今回のProlight Sound GuangzhouではAPI500モジュールを展示しているブースを見つけることはできませんでした。多くのプロオーディオブランドやOEMの工場が存在する中国でもしAPI500のブームが起こったら…。おもしろい製品が出てきそうな予感がします。

DSC06574

API初のペダルエフェクター 『ToranZformer GT (ギター向け)』と『ToranZformer LX (ベース/キーボード向け)』。

Pioneer ,Presonus

先ほどと同じ代理店の別ブース。DJ/ライブハウスがイメージされています。

Pioneer
DSC06583

ドンと構えられたDJブースには、Pioneerのフラッグシップ CDJ-NXS2のセットを展示。今回いくつかのDJセットの展示を見つけましたが、広州ではまだPCDJは一般的ではないようで、CDJがメインの展示のみでした。

Presonus
DSC06584

DJブースでその脇を支える機材としてPresonus のデジタルミキサーが紹介されています。

Waves
DSC06655

続いてはWavesのブースです。
ソフトウェアブランドの単独ブースというのはここでは珍しく、デモンストレーターによる実演が気軽に体験できるということで、人だかりが絶えません。

DSC06656

Waves NxとHead TrackerによるサラウンドのVR体験は特に人気でした。日本のInter BEEではVR製品が活気付き始めていましたが、Prolight Sound Guangzhouではまだまだ。しかし強い刺激を欲している人が多い中国ならば、ゲームやアミューズメントからVRが爆発的に広がるでしょう。あとは時間の問題でしょうね。

Allen & Heath
DSC06521

Allen & Heathの代理店より。

DSC06522
ライブコンソール dLiveが圧巻の展示。同じタッチパネルを搭載していてもライバルがアナログライクな操作性を追求する中、dLiveはピンチやスワイプ、ドラッグ&ドロップなどタッチパネルならではの操作性で魅せます。レイアウトをフルカスタムできるなど、ライブPAのために生まれたコンソール。

SAMSON
DSC06519

多様なラインナップで大きな力を持つSAMSONのブースは、ライブができるステージが用意されています。

記事内に掲載されている価格は 2017年2月24日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

NAB 2024 Day 4 : Audio-Technica
Audio-Technicaブースにはモータースポーツの収録に適したマイク、BPシリーズがレーシングスーツと共に展示されてます。中央のBP4027はステレオ仕様のショットガンマイクで、単一・双指向性に対応した高感度ユニッ [……
NAB 2024 Day 4 : Sonnet Technologies
Sonnet Technologiesブースには、Thunderbolt 5 eGPUの看板が!Thunderbolt 5は”双方向80ギガビット/秒(Gbps)の帯域幅を実現し、Bandwidth Boos [……
NAB 2024 Day 4 : Cerevo
Cerevoブースには新商品であるFlexTall Proの姿が!FlexTall Proは有線・ワイヤレスに対応したタリーランプで、有線の場合はEthernetによるPoEに対応。ワイヤレスの場合はランプ1台を親機とし [……
NAB 2024 Day 4 : WavesLive
2024NAMMショーでも話題になったオールインワンのプラグイン・エフェクトラック、WavesLive SuperRack LiveBoxの実機をLawoブースで確認することができました。背面の端子類を確認できたのは、こ [……
NAB 2024 Day 4 : 3PlayMedia
NAB 2024のIT系の企業が集まるWest Hallで面白いソリューションを展開しているメーカーが有りましたのでご紹介したいと思います。その名もAI DUBBING。メーカーは3PLAY MEDIAという会社。 ht [……
NAB 2024 Day 4 : SENNHEISER
ゼンハイザーは、ロケーション用のマイク、ワイヤレスといった製品を中心に展開。その一角には、もちろんNEUMANNも。さらには、グループの一員となったMERGINGの姿もありました。 Neumannコーナーでマイクは別の場 [……
NAB 2024 Day 4 : Salsa Sound
IBCでもレポートをお届けしたSalsa Sound。汎用PCベースで、MPEG-Hのエンコードの出来るこのアプリケーションですが、MPEG-Hのオブジェクト性と同様の考え方で、同時に5.1chと2ch、更には、ナレーシ [……
NAB 2024 Day 3 : GB labs
海外レポートでも毎回取り上げているエンタープライズ向けNASのメーカーGB labs。汎用性の高さとその高速性で国内でも多くの導入の見られるNASサーバーの一つです。そのGB labsの最新ソリューションであるNebula NASをご紹介し…
NAB 2024 Day 3 : Fraunhofer
MPEG-Hが、世界の放送局、日本の放送局でも次世代放送規格として採用が決まり始めたFraunhofer。NAB 2024ではその最新情報を聞くことが出来ました。
NAB 2024 Day 3 : Neutrik
コネクターのリーディングカンパニーNeutrik。XLRのケーブルはもちろんTSR、スピコン、パワコン、イーサコンなどいたるところでお世話になっている同社からDanteのInterfaceが登場しました。 ラインナップは [……
NAB 2024 Day 3 : AJA
アメリカ製にこだわるAJA。新製品では有りませんが、NABの会場でも各社の採用が目立つNDIの製品がありますので、ご紹介したいと思います。 こちらがその製品。AJA Bridge NDI 3Gとなります。3G-SDI信号 [……
NAB 2024 Day 2 : Vizrt
Rock oNレポートでは初登場となるVizrt。なぜこのメーカーを取り上げるのかというと、Rock oN Awardも獲得しているNDIの開発メーカーであるNewtekを買収し、傘下に収めたため。Vizrtの一部となったNDI、そしてTr…
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company