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世界中でデファクト・スタンダードとして導入されるDigital Audio Workstationの代名詞、Pro Tools HD Accelシステムが、登場以来とも言える衝撃の進化を遂げます!
Avid logoをまとった新たなインターフェイス、HD OMNI、HD I/O、HD MADIの登場とともに、サウンドのブラッシュアップと多様性を増した柔軟なシステム構築が、さらに自在にできるようになり、LE環境からステップアップを含め、様々な環境にフィットした導入が可能になっています!その衝撃の内容を速報でお伝えいたします!
今回、発表になった新たなオーディオ・インターフェイスは、HD I/O、HD OMNI、HD MADIの3種類。さらに、内容は変わりませんが、SYNC HDとPREも新たなルックになって登場します!
その中でも、LE環境や、Native環境でコンパクトに制作をしている方をはじめ、様々な現場で注目度の高いと思われるHD OMNIは、Pro Tools HDシステムの魅力に惹かれるクリエイターの方に最適な内容を持つ、全く新しいアナログ4in/8outのコンパクトなインターフェイスです!
4チャンネル用意されたアナログ・インプットには、2chの高品位なマイクプリアンプと、DIを備えたハイ・インピーダンス仕様のインストゥルメント・インプットも搭載!マイクプリには、インサート端子も用意されており、完璧なレコーディング環境を整える事が出来ます!
7.1chのサラウンド・モニタリングにも対応した、2系統のモニタリング機能を持ち、コンパクトながら様々な現場にフィットする柔軟性をもっているのが魅力的ですね!しかも、AES/EBUの8チャンネルI/Oも追加で備える他、スタンドアローン・ミキサー機能、Core Audio対応など、まさに柔軟に制作を行いたいクリエイターの希望に沿った製品だと言えるでしょう!
もちろん、Word Clock I/Oの他、Loop Syncも備えており、大規模なシステムの中に組み込む事も、あらゆるデジタル機器とのワードクロックでの同期も完璧になっています。
HD I/O、HD OMINIでは、筐体のデザインはもとより、本体に搭載されるAD/DAチップも見直されており(ADがCIRRUS LOGIC、DAにTIが使われているようです)内部のアナログ回路のブラッシュアップも施されています。実は、アナログ回路のパーツや設計が大きくサウ ンドに影響を及ぼすのですが、ダイナミックレンジ124dbを誇る、そのサウンドの実力に、早く触れてみたいものですね!
また、HD I/O、HD OMNIには、メインのI/Oの他に、アディショナルのデジタルI/Oが搭載されており、自由度の高い接続を、側面からサポートしています!今回のHDインターフェイスは、サウンドだけでなく、HDシステムのアドバンテージでもある、レーテンシーの軽減にも力が入れられています。
通常のインターフェイスや、AD/DAコンバーターでは、約150~180 sample程度のレーテンシーが発生するのに対し、48kHzで1.2m/sec、192kHzで02m/secという、約80 sample程度の驚異的なレーテンシーを実現しており、ますますHD Systemを使用する意味が出てきそうです。
DigiLinkケーブルも、Core側は変更ありませんが、インターフェイス側はmini DigiLinkという新しいコネクターになっており、ここでも新たな息吹を感じますね!
同時に発表になり、既にダウンロードも可能になっているPro Tools HD 8.1 Softwareも、新たなミキサー・オプションHEATとともに、話題満載のバージョンアップとなっています!
記事内に掲載されている価格は 2010年8月21日 時点での価格となります。
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