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日本でもお馴染みのシンセメーカー、ここ数年はハードシンセのバリエーションを増やしているArturia。過去にリリースしていたMicro系はアナログシンセでしたがこれはデジタルオシレーターを搭載したシンセです。ただフィルターだけはアナログなのはさすがArturiaです。ローパスをのフリーケンシーを絞り込んでいった時に押し出しが強まる感じはアナログフィルターならではですね。こちらは既にリリース済みでアメリカでは299ドルです。
鍵盤の感触は好みが分かれる所だと思いますが、鍵盤を弾くというよりも”叩く”感触が必要なキーボードですね。アフタータッチがポリで効かせる事もできるので、演奏する楽しさもありますね。モジュラーシンセ好きの僕的にはMicroFreakのオシレーターはあのMutable社のモジュール”Plaits”のアルゴリズムが使われているという所がポイント高いです。でも鍵盤やパネルのレイアウトが変わるとそこから導き出されるサウンドが全く違ったものになるもんですね、意外と。
Arturia
https://www.arturia.com/products/hardware-synths/microfreak/overview
Rock oN Companyより
MicroFreakの国内発売が楽しみですね!税抜き4万円ぐらいが予想されます。
ちなみに上記瀬川さんのレポートに登場するMutable Instruments Plaitsは16種類のアルゴリズムを使用できるデジタルオシレーターです。16音色ではなく16種類のアルゴリズム搭載なので、全く趣の違う幅広いサウンドを作り出す事ができます。
Mutableのデジタルオシレーターと言えば大ヒットしたBraidsがありましたが、こちらはその後継にあたる位置付けです。例えばこれまた同社のRingsやElementsのようなストリングモデリングやモーダルレゾネーターなどの物理モデリングのアルゴリズムや、ユニークなスピーチシンセシス、そして果てはアナログのキック/スネア/ハイハットのモデリングまで多岐にわたるサウンドを生成します。ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください!
記事内に掲載されている価格は 2019年4月1日 時点での価格となります。
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