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今年のStartUp Loftで見つけた新製品。昨年はここにPhotokiteがいましたが、今年はTENTCLESYNCというメーカーに出会いました。ドイツのこのメーカーはコンパクトなカメラのTimecode同期システムを展示しています。このカテゴリーにはTimecode Systemがすでに評価を得ていますが、それよりも数倍シンプルなシステムでTimecodeの同期を実現しています。動画でデモンストレーションを抑えてきましたので御覧ください!!
電源を投入 > TCのGeneletが始まる > 2台めの電源を投入>1台目からTCを入力するとSYNCする。
以上がこの製品の動作。Analog LTCが同期した状態で出力されるのでそれをオーディオとして記録。もちろんTC INが有る機械であればそこへ接続をすればTCが記録されるという仕組みだ。
撮影したデータは、付属するソフトウェアでこちらのようにTCに沿って並べられる。これをAdobe/FCP向けにはXMLでAVID向けにはAAFで書出してEditを行うことになる。もう一つMediaというボタンは、Audio TrackのLTCを消してファイルにMetaとしてTCを埋め込んだファイルを生成する機能だ。非常にシンプルなシステムではないか。
一旦SYNCさせたこのTENTACLESYNCは一般的に言うところのJAM SYNC状態となる。シンクさせたものは内臓のバッテリーが切れるまで程度であれば問題となるようなズレは生じないということ。厳密にはFrame Lockもしていないし、ジェネレーター同士の同期も最初の一瞬のみだ。しかし非常に低コストでTC同期の取れた撮影が出来るということは大きなメリットではないだろうか。
2台セットw/Softwareが$507と魅力的なプライスです。
Writer. Yosuke
tentacle sync >>
記事内に掲載されている価格は 2016年4月21日 時点での価格となります。
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