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今が旬のVR=Virtual Realityですが、NAB2016ではVRパビリオンが有り、関連メーカーが一同に集まり、非常に活気のあるエリアとなっていました。その撮影のノウハウは、まだ発展途上。カメラリグ、変換ソフトなどが数多く展示され、VRを実体験できるブースが多くありました。
このエリアで一番多く目にするのはGoPro。やはりコンパクトさから、複数台を合わせての360度撮影に向いているということでしょう。確かに大型のカメラをこのように組み合わせるのは難しいですよね。
専用のカメラを作るメーカーももちろんあり、犬に載せる(!?)など生ざまな提案的な展示が。また、どうしてもスタンドなどが写り込んでしまう足元の処理がうまく出来るということをアピールするメーカーもありました。
来場者は、まずVRを体験するということからスタートするといった感覚。積極的に各社のブースでVRゴーグルをかぶり、その違いなどを確かめていました。
個人的に残念なのが、VRパビリオンに有ったのが映像関連だけだったということ。Audioの方も、VRに合わせた技術がいち早く登場することに期待します。DOLBY ATMOSの様なオブジェクト志向のものであれば、バイノーラルにデコードすることでVRに組み込めるのではないかと思います。もちろんその制作のためのワークフローソフトウェアなどの組合せが登場するのをまたなければいけません。NAB2016の会場で、VRに近い発想の展示を行なっていたのは、SenheiserのAMBEO暗いでしょうか?今後の展開に期待をしたい分野ですね。
Writer. Yosuke
記事内に掲載されている価格は 2016年4月22日 時点での価格となります。
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