本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
製品情報

製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。

20
Oct.2020
製品情報
  • HOME
  • 製品情報
  • SOFTWARE
  • Wavesのインストゥルメント・プラグインInspireにインスパイア!バンドル音源で楽曲制作も!

Wavesのインストゥルメント・プラグインInspireにインスパイア!バンドル音源で楽曲制作も!

20201019_waves_1390_856

こんにツアー!お待たせしすぎたかもしれません!

リモートワークでもハイテンション、元気一杯でお送りする村Coming Soonのレビューです。

今回は現在絶賛セール中のWavesのインストゥルメント・プラグイン、Inspire Virtual Instruments Collectionを紹介します。

Inspire

この製品はビンテージキーボードに加えエレクトリックベース、アナログシンセ、FMシンセ、ウェーブテーブルシンセ、さらにはOVoxまで付いてくるバンドルです。

村Comingはエレピが大好きなのでエレピ音源を中心に紹介したいと思います。

エレピは4製品を収録!

01
02
03
04

まずこのバンドルのエレピの製品は、Electric 88 Piano、Electric 200 Piano、Electric Grand 80 Piano、Clavinetの4製品が収録されており、それぞれRhodes、Wurlitzer 200、Yamaha CP-80、Hohner Clavinet D6がモデルです。

実機だとEQが2バンドか3バンドか、ノブではなくタブレットスイッチか、あるいはそもそも付いていないか等、細かい違いはありますが、この4製品はEQは3バンドで、ワンノブのコンプ、他にもメインの音色、アタック、キーオフノイズなどをブレンド具合を調整するミキサーがあります。

実機のようなパラメーターのレイアウトを再現というわけではなく、どちらかというと実用的な感じで、かといってパラメータ沢山ありエディットが複雑というわけでもなく、下段が基本音色、上段がエフェクトといった単純明快なレイアウトとなってますね。

05

06

このエレピ4製品は基本操作が共通なのでそれぞれの固有の操作を覚える必要もないので嬉しいですね。ちなみにアコースティックピアノのGrand Rhapsody Pianoはパッと見は違うUIのように見えますが、よくみたらエレピと同じようなFormantとミキサーとEQとリバーブという構成なのでこれも簡単ですね。

エレピと若干異なるのはミキサーで、マイクの機種/ポジションごとで3つのチャンネルあります。エレピの場合はメインの音色が一つあってそれにアタックやメカニカルノイズなど装飾的な音色を加えるのに対して、ピアノはメインの音色を3種類の異なるポジションのマイクのブレンド具合で作るといった感じですね。装飾的な要素はキーオフとペダルノイズのみですね。

07

あとこの製品の面白いパラメーターが「FORMANT」ですね。ピアノにフォルマント?と思うかもしれませんが、このノブを回すと音色そのもののキャラクターが変わります。例えばRhodesピアノと一口に言っても年代、個体、セッティングによって音色は結構変わります。このFORMANTは細かいパラメーター操作をすることなくワンノブで元の音色のそのものを手っ取り早く変えられるので、EQやミキサーと組み合わせて簡単に好みの音色に作り込むことが可能です。

08

09

上段の1UラックはエフェクトでRhodesならオートパンやフェイザー、Wurlitzerならトレモロ、Clavinetならワウワウのような具合でそれぞれの楽器の定番エフェクターがセットされてます。

ここがすごいよ、ベース音源!

10

このバンドルにはエレピの他にも様々な音源入っていて中でベース音源が使ってみて気に入りました。

特にいいなと思ったのがVELOCITYのパラメータですね。ただベロシティ幅を調整するためのものなんですが、パッと変えられるのが良いですね。

ベースはベロシティが強めだと金属的な鋭い音がするのですが、普通に伴奏するときにこの音色が邪魔になることが多くて、リアルタイムで打ち込みたい時にサッとこの部分を変えられるのは便利ですね。エレピ系の製品にも言えますが非常に操作がシンプルで迷うことがないのが良いですね。

他にもシンセも充実していて、アナログシンセのElement、FMシンセのFlow Motion、ウェーブテーブルのCodex、VocoderにはMorphoderとそしてOVOXと一通りキーボード/シンセ系は揃う形で、どれも使いやすく持て余すことがなさそうですね。

バンドルの音源を駆使して、サンプル楽曲を制作!

11

このInspire Virtual Instruments Collectionに収録されている製品を使って、1分半くらいの簡単な曲を作ってみました!

では聴いてください、「Get Ya Inspiration」です!

曲解説
・ドラムはBFD3を使用。BFD内に収録されているMIDIパターンを適当に組み合わせて作ったドラムパターンの上にBass Fingersでベースラインを乗せてみました。

12

コードは2拍ごとにBm7-C#m7-DMaj7-C#m7の繰り返しているだけで、各製品を聴きやすくするために一つずつ順番に音が増えていく感じにしてます。

最初ベースとドラムのみで4小節ごとにClavinet、Electric 88 Piano (Rhodes)の順に伴奏を追加される感じです。

今回なるべく多くのエレピを曲に盛り込みたかったのでコードの伴奏はクラビとRhodesでやってます。クラビとRhodes両方でコードをガチャガチャやると邪魔くさいかと思ったので、2つ目と4つ目のC#m7をクラビでパラディドルっぽく左右で16分を刻んでます。Rhodesでベース的なことは全くやっておらず、Bm7とDMaj7どちらのコードでもコードトーン、テンションになる音なのでBm7の時もDMaj7の時も全く動かず同じ形で弾いてます。

ClavinetMIDI

音の長さも意識してスタッカートと長い音を使い分けるとそれっぽくなります。

RhodesMIDI

1つ目と3つ目のBm7とDMaj7はRhodesで分担して弾いてます。Rhodesは定番エフェクトのフェイザーとオートパンを掛けており、左手の3声を密集系(下からC#、D、F#)で右手の3声を4度積み(下からB、E、A)のボイシングです。

Screen Shot 2020-10-15 at 9.05.39

せっかくなのでOVOXでボコーダーも入れてみました。

15

Apple LoopのボーカルループをキャリアにしてNoteはMIDIで制御する形にしてます。4小節のサイクル内で、まず長2度でぶつけた2声から始まりコードチェンジごとに1声ずつ増やして最終的には8声にしてます。最後の方は内声がクラスター気味な状態ですが、ボコーダーだとこれだけ重ねても案外スッキリ聞こえるものですね。

そのあとはElectric 200 Piano(Wurlitzer)、Electric Grand 80 Piano(CP-80)のソロを順番にやって、曲が終わる感じです。

最後に出てくるシンセはウェーブテーブルシンセのCodexです。


いかがでしたでしょうか。

今回Wavesのソフトシンセは初めて使ったのですが、村上が使ってみた印象的には、たくさんのパラメータがあって細かく作り込める音源もいいですが、このぐらい簡単な操作であれば音作りはあまり深く考えずにすぐに曲作りを始められて、さらに動作も軽めで音も良いので結構アリだと思います。

現在Inspire Virtual Instruments Collectionはセールをやっていて、音源がこれだけそろって¥19,800(税込)です!

12製品なので1製品あたり¥1,650の計算で非常にコスパがいいですね。

今回のレビューで気になった方は是非下記の製品ページよりご注文ください!

以上レビューでした。それではまた次回の記事でまたお会いしましょう!Coming Soon!

Writer.村Coming Soon

Waves
Inspire Virtual Instruments Collection
¥24,200
本体価格:¥22,000
1210ポイント還元

記事内に掲載されている価格は 2020年10月20日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

Studiologicのステージピアノ「Numa X Piano 88」「Num…
Studiologicのステージピアノ「Numa X Piano 88」「Numa X Piano 73」の数量限定プライスプロモーションがスタート! Numa X Piano 88 通常価格236,500円(税込)→1 [……
Antares Audio Technologiesからボーカル・エフェクトプラ…
業界標準のピッチ補正プラグイン「Auto-Tune」で知られるAntares Audio Technologiesからボーカル・エフェクトプラグイン16タイトルが一斉に発売。それに伴う全製品50%OFFの「期間限定セール [……
IK Multimediaの「TONEX Month Softwareプロモ」が…
IK MultimediaのTONEX MAX、AmpliTube 5 MAX、TONEXコレクション各種が最大で67%OFFとなる「TONEX Month Softwareプロモ」が好評につき6月30日10時まで期間延 [……
「iZotope Summer of Sound 2025」開催!第2弾開幕でR…
第2弾開幕!
CUBASEとは?国内シェアNo.1を誇る人気DAWの魅力を紹介!
最新バージョン13の新機能ほか、進化し続ける人気DAWの魅力に迫る!
UJAMのBeatmakerシリーズ全製品がバージョン3へと進化!新製品「CHR…
UJAMのBeatmakerシリーズ全製品がバージョン3へとアップデート!新製品「CHROMED」も登場しました! Beatmakerはスタイルに合わせて打ち込みやミキシングの知識がなくてもすぐに完成度の高いビートを生み [……
SOUND PARTICLESが、SkyDust 3Dのライト版「MiniDus…
SOUND PARTICLESが2023年に発売し人気を博したプラグイン・シンセサイザー”SkyDust 3D”のライト版「MiniDust(ミニダスト)」が発売! SkyDust 3Dは世界初の [……
Moog Messenger実機レビュー!価格も音も“ちょうどいい”アナログモノ…
6月3日に発売されたMoogの新作シンセ「Messenger」。 近年、Moogのシンセは高価格帯のモデルが多く“高嶺の花”という印象が強まりつつありますが、そんな中、Moogが良心的な価格のアナログシンセを投入してきま [……
Universal Audioが、UADプラグインの半年に一度の大セール「UA …
Universal Audioが、UADプラグインの半年に一度の大セール「UA HALF YEAR SALE」をスタート! その名の通り半年に一度の大セールとなり、ラインナップのほぼすべてがセール対象となります。 加えて [……
Earthworksのドラムマイクが6月30日まで20%OFF!高解像度でダイナ…
Earthworksのドラムマイクが、20%OFFのスペシャルプライスになる期間限定キャンペーンがスタート! 迅速なインパルス応答とフラットな周波数特性を実現し、「遊んだそのままが録れる」とプロドラマーから絶賛されるEa [……
「Positive Grid Spark : Play on stage 202…
Positive Grid Sparkシリーズのライブ・パフォーマンスで活躍するアイテムを特別価格でお届けするキャンペーン「Positive Grid Spark : Play on stage 2025.6 promo [……
Presonusの人気DAW・Studio Oneが期間限定で30%OFFとなる…
Presonusの人気DAW・Studio Oneの永続ライセンス、クロスグレード、アカデミック版が、期間限定で30%OFFとなるサマーセールがスタートしました! Studio One Pro 7となり、大幅なプライスダ [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company