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21
Apr.2021
製品情報

iZotope Spire Studio Gen2を使ってボーカルを入れてもらった!

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みなさんこんにちは、いよいよこれから暑い日が続くそうです。今年の夏は何度まで行ってしまうのでしょうか。2021年もどうなるのか、未だ予測できない日々も続いておりますが、私もめげずに頑張っていきましょう。

さてさて、前回のiZotope Spire Studio Gen2を使用して、ひとまずノープランでスタジオノアさんに行って、とりあえずリズム隊とギターの収録をいたしました。実際聞いていただいていかがだったでしょうか?未だの方は是非に前回の記事をご確認いただければ幸いです!

★前回の記事

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iZotope Spire Studio Gen2をスタジオノアさんで実際に試してみた!
記事はこちら

今回はギターなどなどまとめ上げた素材を使用し、激アツなボーカリストにこのオケでどんな歌を即興的にやっていただけるか、そのデーターの手順を交えて紹介をしていきたいと思います!それではいざぁー!

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今回ご協力いただいた激アツなボーカリスト

ボーカル:Kento

(But by Fall / Vocal & Guitar)

Spireのデータの渡し方

まずボーカルのKentoにデータを渡すべく、とりあえずこんな曲にしたよ!って簡単なオケを渡します。

この方法は非常に楽で、ひとまず録り終えてMixが終わったら画面の右上にアイコン(”アクションアイコン”っていうんです)をタップすると画像2番目の画面が登場してきます。

ここでは最終マスタリング的なエンハンス機能を使用することができ、最終音圧や、低域の感触などなど自動的に補正を入れてくれます。もちろん元の素材に対してのDry/Wetな感じで微調整も可能なのでこの段階で最終サウンドのチェックができます。

いい感じにまとまったら、ここで書き出し方もいくつか方法があり「Spireプロジェクト」「メール」「高音質」などが選べます。それぞれ書き出した後のデータの容量が変わりますが、高音質は30MBくらい(1分くらいの曲)になり、普通に連絡のやり取りは可能でした(SlackやSkypeなどなどあるとデータのやり取りがスムーズでスマホと連携も取れるので、非常にではないかなと思います)ひとまずここでは高音質を選択します。

無事にデータを送ることができたら、あとは先方に歌を録ってもらって、いい感じの完成を待つばかりになります。なお相手は2Mixでできたサウンドをもとに歌録りを開始することができます(アプリ側でインポートをする形になり、そこからプロジェクトの作成ができます)

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ここからこの記事の本番!

無事にデータもできたということで、早速ボーカルにはじっくりとSpireのマイクを使用し、ご自宅で収録作業を行っていただきます。ここで、このSpireならではの発想になりますが、前回の記事でもご説明した通りSpireは8トラックまでのチャンネルでうまいことまとめなければいけません。

前回ではドラムが2ch、ベース1ch、ギター3chという感じで収録をしましたが、ここで2Mixをしっかりまとめあげれば、そのままボーカルには1トラックのみの消費で残りの7トラックをコーラスなど自由に重ねていくことができます。なので、思い切ってコーラスなどもガンガンにアイデアを盛り込んでいくことができます。

それではそんなやりとりの中、どのように仕上がったのか、バッチリ確認をしていきましょう!

★音源の再生

さてさていかがでしょうか?まさかこんなリフな感じでこんないい感じのボーカルを録っていただけるとは夢にも思っておりませんでしたが、非常にクオリティ高い声質でビビります。むしろもっといいオケあったかな..と思いつつ。今度このサウンドを元にバッチリエンハンス機能でしっかりとまとめていきます。

★エンハンスかけたサウンド再生

即興でありながらもガッツのある感じで、満足のいく感じにまとまっていきました。ボーカルだけは外部マイクを使用せず、内蔵マイクでやっていただきましたが、こうもあっという間にできると、非常に曲作りとしても、バンド間で適当なアイデアを盛り込んでもらうと、普段曲を全て書き上げている人からすると、新鮮なアプローチもあり、非常にテンションも上がってきます。いいですね!

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みなさんも普段曲作りされるときは、いろんな機材を使用されているかと思いますが、昨今Mac/PCがあればなんでもできちゃうと思いがちですが、逆にこのSpireの様にトラックが制限されている中でアイデアを放り込んでくると、ちょっと納得いかない部分もあるかもしれませんが、こういう音楽も刺激的でいいのではないかなと思います。

是非にいろんな形で素材を共有しあって、真面目に遊び感覚で一つ曲を作り上げてもらえればなと思います。

反省タイム

さて今回の反省タイムですが、やはりどこまで音にこだわるかというところで、クオリティのボーダーラインが非常に見えにくく、外部マイクを用意するのか、内蔵で行くかだいぶ結果的には差が出てくるかなと思います。特にドラムに至ってはマイクを立てることで、サウンドの質がグンと上がってきます。今回はあえてボーカルはうまいのでその内蔵マイクで頑張っていただきましたが、きっと外部マイクを使用すれば結果は変わってきたのではないかなと思います。

なお内蔵マイクに関しては、どこに設置して収録するかが結果が左右されてきますので、机の上とか棚の上とか床とか寝っ転がりながらなど、是非色々と試していただければと思います。(次回はみんな寝っ転がりながら録るとか、縛りありでやってみようかしら)

ただただ曲のクオリティを求めるのではなく、少々不真面目なスタイルで音楽を求めてみてはいかがでしょうか!?この度はありがとうございました。

Writer. PD安田

iZotope
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記事内に掲載されている価格は 2021年4月21日 時点での価格となります。

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