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iZotopeがSpire Studio (Gen 2)がついに発売しました!
レコーディング、ミックス、マスタリングまでを可能にしたA.I.アシスタントレコーダー”Spire Studio 2nd Gen”は技術的な悩みからミュージシャンを解放し、本来のクリエイティブな作業に戻すことを約束します。
ハードウェアのその他機能や具体的な使用方法についてこちらの動画も併せてご覧ください。
大幅に進化した第二世代ハードウェア!
Spire StudioはWi-Fi接続のオーディオインターフェイスであり、オーディオのマルチトラックレコーダー機能を持つ先進的な製品です。iZotopeの先進的な技術が搭載されていることで、技術的な悩みからミュージシャンを解放し、何時間も費やすことなくクリエイティブな部分に集中しながらレコーディング、ミックス、マスタリングまで可能にします。インテリジェントなオーディオ処理、そしてクラウドプラットフォーム接続などが可能なSpire Studioは、楽曲を仕上げるのに必要なツールが全てが揃ったアプリとワイヤレスに同期することができます。
「PCは苦手」とDAWを敬遠してきたミュージシャンや普段DAWを活用している人にとっても、モバイルで本格的なレコーディングをする次世代の音楽制作スタイルを提案する製品です。今回のSpire Studio (Gen 2)はさらに進化した機能が搭載されました。
新たなSpire Studio (Gen 2)では、2倍のストレージや新設計マイクロフォンなど大幅に進化した第二世代ハードウェアと、Spire Pro(iOS App)のクラウドプロセッシングを組み合わせることで、あなただけのレコーディングエンジニアが宿ったかのようなサウンドを実現します。
●Sound Check
適切なGain設定を自動で行うサウンドチェック機能にはNeutronのテクノロジーを追加。
入力されたソースを識別/分析し、あなたに適切なEQ/Compなどの処理を行うことでレコーディングを成功へ導きます。(Spire Pro / Spire Studio Gen 2両方で利用できます)
●Auto Noise Removal & Virtual Pop Filter
収録されたサウンドにはSpire Proのクラウドプロセッシングにより、RXのテクノロジーが施されます。
Spectral De-noiseの技術を用いてエアコンの音などのバックグラウンドノイズを除去。さらにボーカルの場合はDialogue De-reverbの技術により部屋の不要な残響音を除去したり、De-plosive, De-clipの技術を用いてポップノイズを除去する機能を搭載。まるで”バーチャルポップフィルター”があるかのようです。
上記の通り楽器全般にももちろん有効ですが、声を扱う場合は更なる恩恵が得られると言えるでしょう。
(※Spire ProのクラウドプロセッシングにはWIFI接続が必要です)
●Visual Mix & Vocal Tuning
各トラックを録音し終えたら、直感的なiOSビジュアルミックスで思うままに楽器を配置してみましょう。
Ozoneステレオイメージャーの技術により、バッキングトラックにステレオ感を付与することも思いのままです。
さらにSpire ProではNectarの技術を使ったVocal Tune機能を新搭載。自然な補正から極端なロボットボイスまで1フェーダーで簡単に調整可能です。
●Enhance (Auto Mastering)
手早くミックスを終えたら、最後はSpire Studio本体内蔵DSPにより、Ozoneの技術を応用した自動マスタリング『Enhance』機能で、よりクリアに、ダイナミックに仕上げましょう。 (※EnhanceにはSpire Studio本体が必要です)
その後はSNSにアップすることも、非圧縮個別wavでDAWに送ることも、Spire Sessionデータを仲間と共有してコラボすることも一瞬です。今ならSpire Appで5種、Spire Proで50種ものビートセッションも提供されます。
あなたの声や楽器に応じて最高のサウンドを実現!
Spire Studioはスタジオクラスの内蔵マイク、2つのコンボジャック、そして2つのヘッドホンジャック。バンド仲間とのマルチトラック録音や、お気に入りの機材を使っての録音にもフレキシブルに対応。圧倒的にノイズの低いカスタムプリアンプを搭載することによって、ハイクオリティなクリアサウンドを実現しました。
レコーディングの準備ができたら、手動でレベルやEQを設定する必要はありません。SpireのSoundcheckは、声や楽器を検出し、自動的に入力レベルを設定。さらにNeutronの技術を用いて楽器や声に応じて自動でトーンを調整します。
Spire Pro(App)とSpire Studio(本体)により使用できる機能が異なり、併用することで、さらに優れたSoundcheckを体験することができます。
●Spire Studio (Gen 2)のハードウェア改善点について
・DSP FX:Trashディストーション、Reverb、Ampなどを含む各種エフェクトの掛け録りが可能
・Enhance (Auto Mastering):Dynamic EQなどOzoneの技術を利用した自動マスタリング機能
・2倍の内蔵ストレージ性能: AppやCloudにトラックをロードする前に十二分な録音時間を確保
・新設計Omniマイクロフォン:マイキングに困らない無指向性内蔵モノラルマイク搭載 (ダイナミックレンジを向上)
・新設計マイクプリアンプ:サウンドチェック機能に最適化しヘッドルームを向上、クリッピングを減少。wifiノイズへの耐性を向上。
・LED:より明るく視認性に優れたLEDを搭載
・バッテリー改善:通常使用で4時間、スタンバイモードで8時間の使用が可能
・2系統のヘッドフォンアウト、2系統の+48v搭載Dual Combo XLR入力
●Spire Studio購入で半年間のライセンスが提供されるiOS App “Spire Pro”について
Spire Studioを購入すると、限定機能やコンテンツにアクセスできるSpire Proが6ヶ月間無料(iOS版のみの機能)です。
・Pro Mic Clarity:Sound Check時点で、Neutronの技術が入力ソースに最適なレコーディング設定を自動調整
・Noise Removal:Spectral De-noiseなどRXの技術を応用し、収録されたデータからバックグラウンドノイズや不要な残響を
カット(※要WIFI接続)
・Virtual Pop Filter:RXの技術を応用しマイクの吹かれによるノイズを自動除去(※要WIFI接続)
・Vocal Tuning:Nectarの技術を応用し、自然~ロボットボイスまでピッチ調整機能を搭載
・Inspire Me:使用トラックにランダムにエフェクトを追加、クリエイティブな閃きを提供。
・Pro Beat:アーティストによるビートを収録したセッションデータ/トラックを提供 (無償Spire Appで5種、Spire Proで50種、今後追加予定)(※Spire Proは現在3日間無償Trialを実施中です)
Neutronの技術を応用したSound Check機能や、RXの技術を応用したCloud Prosessingを是非ご自宅で体験してください。Spire Studioと組み合わせることで、サウンドチェックやレコーディングクオリティが向上し、本体DSPによる自動マスタリング機能によりワークフローを単体で完結することが可能です。
※無償Spire App、有償Spire Pro共に、レコーディング機能はiOS端末のみの対応となります。
関連記事:Rock oNスタッフが体験レビュー!
Rock oNではSpire Studio (Gen 2)を、スタッフが体験!そのレコーディングの模様をレビュー記事で紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。
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記事内に掲載されている価格は 2021年5月25日 時点での価格となります。
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