MOOG Musicが本国サイトにてセミモジュラーアナログシンセサイザー「Matriarch」を発表しました!一見するとGrandmotherを彷彿させますが、随所にパワーアップしたスペックになっています。
Grandmotherが32鍵盤モノフォニックでしたが、Matriarchは49鍵盤で4つのアナログVCOが搭載されているので、最大4ボイスポリフォニック(モノ・2ボイス・4ボイスに切り替え可能)になっています!これだけでも表現の幅がグンと広がりますね!アナログVCOを積み重ねて4オシレーターのモノシンセサイザーで演奏したりもできますので、相当分厚い強力なサウンドが実現できます。
エフェクトもGrandmotherはスプリングリバーブだったのが、Matriarchではステレオ・アナログディレイが搭載されています。ディレイが最大700msで、ピンポンディレイやMIDIによる同期なども可能です。
またセミモジュラー仕様なのでパッチなしでも使用できますが、製品に含まれている3.5mmパッチケーブルを介して90個のモジュラーパッチポイントに、パネル全体から簡単にアクセスできます。
動画も公開されています!
それ以外の仕様は下記になります。
SEQUENCER
256 step sequencer w/ up to 4 notes per step and 12 stored patterns. Can be decoupled from Matriarch to independently sequence external gear.
ARPEGGIATOR
Arpeggiator with selectable modes (Order, Forward/Backward, Random).
SEMI-MODULAR DESIGNSemi-modular analog synthesizer – no patching required.
TYPE OF KEYS
Velocity-sensing with Aftertouch (Velocity and Aftertouch are not hard-wired – available via MIDI, KBD VEL OUT and KB AT OUT jacks)
OTHER CONTROLLERS
Pitch Bend, Mod Wheel, Variable Glide, Expression pedal in to CV out, and Sustain Pedal in
これはステージやスタジオでの幅広く活躍できそうですね。2019年夏出荷開始予定で、価格は未定。
Matriarch、SUPERBOOTHで要チェックの製品です!
MOOG MUSIC
https://www.moogmusic.com/products/matriarch
記事内に掲載されている価格は 2019年4月26日 時点での価格となります。
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