究極のソフト音源3選☆☆☆第1回:初心者にお勧めのドラム音源
目次:
☆Toontrack EZ DRUMMER 3 >> 全世界人気NO.1に君臨
☆XLN Audio Addictive Drums 2 >> 他の追随を許さぬ完成度
☆UJAM Virtual Drummer >> 最強の時短ツール
全世界人気NO.1に君臨! Toontrack EZ DRUMMER 3
全世界人気NO.1に君臨したドラム音源『EZ DRUMMER 2』が、更なる進化を遂げ『EZ DRUMMER 3』として誕生。前作の『EZ DRUMMER 2』からGUIが一新、『SUPERIOR DRUMMER 3』の機能を踏襲した「Grid Editor」機能の追加、更に新機能「Bandmate」の追加などが行われ、よりスピーディーなドラム・トラックの制作を実現します。
豊富な機能に加え、7種類のドラムキット、ドラムグルーブ・ライブラリ、繊細でアコースティックなものからハード、ヘビー、モダンなものまで、幅広いプリセットが初期ライブラリとして備わっています。サウンド、機能ともに、初めて導入するドラム音源としてお勧めしたい製品です。
☆リズムを自動生成してくれるFollow Bandmate機能
作編曲家 田辺恵二さんによる 『田辺恵二の音楽をいっぱいいじっちゃうぞVIDEOS Vol.182』 にて EZ DRUMMER 3 が紹介されています。ピアノやベースのMIDIデータを解析して、ドラムパターンが自動で作成される様子がご覧頂けます。
☆内蔵エディタ Grid Editor が高性能(ハイハットの表現力はDTM最強レベル)
SUPERIOR DRUMMER 3 や EZ BASS に備わっている Grid Editor 機能が搭載されただけでなく、EZ DRUMMER 3では更に進化しています。ベロシティと細かなタイミングを人間らしく自動調整するヒューマナイズ機能で、ドラム全体の表現力を高めることが可能になりました。Grid Editor を使いこなせば、実に18通りのハイハットサウンドを簡単に鳴らし分けることが可能です。
☆リズムパターンを検索する Tap2Find 機能が秀逸
Tap2Findボタンをクリックすると、膨大なリズムパターンの中から自分のイメージに近いパターンを簡単に検索することができます。キック、スネア、タム、ハイハット、シンバルを叩くとTap2Findのシーケンサーがタイミングを記録し、Serachボタンを押せばそれに近いパターンが表示されます。
グリッドを直接クリックして入力 / 削除 することも可能です。Serach Fills というボタンも用意されていて、フィルインを検索してくれるのも大変便利です。基本パターンも大切ですが、要所でアクセントを加えてくれるフィルインでリズムの印象が大きく変わりますので、これは見逃せない機能です。
☆自分好みのキットを選んで追加購入できる
サウンドライブラリ EZX シリーズが多数ラインナップし、ドラム音色を後から好きなだけ追加することが可能です。EZXシリーズはこちら>>
他の追随を許さぬ完成度!XLN Audio Addictive Drums 2
Addictive Drums 2 は、サウンドにこだわるプロフェッショナルからも高く評価されている、ロングセラーの定番ドラム音源です。エンベロープ、トーンデザイナー、EQ、コンプ、テープシミュレーター、多彩なノイズ、トランジェントを簡単にエディットできるサウンドシェイピングなどなど、ユーザーインターフェイスが分かりやすく操作性に優れ、初心者にもサウンドの作り込みがしやすい音源です。特に、ドラムのサウンドにこだわりたい方にはお勧めの製品です。
☆音作りの機能は他の追随を許さない完成度
■高機能が集約されたエディット画面
EQやコンプ、ディストーションやテープシミュレーターなど、レコーディングエンジニアがスタジオで行うような音作りが可能です。
■独立2系統のセンドエフェクト
センドFX画面 ではディレイ&リバーブが2系統用意され、こだわりの空間処理が可能。
■オーディオファイルとしてドラッグ&ドロップ可能
AUDIO RECORDERが常に発音を録音していて、プレビューで叩いた音や、リズムパターンをオーディオとしてDAWに貼り付ける事が可能です。これは何気に優れた機能で、オーディオプラグインでリミックス的にいじり倒したい時や、リバースが欲しい時など、かなり玄人目線なエディットを可能にしてくれる機能です。
■スナップショット機能
設定を一時的に記録させるスナップショット機能が搭載されています。ボタン一つで設定の切り替えが可能で、サウンドの比較が簡単に行えます。
☆新たなグルーヴの作成やランダマイズが可能
トランスフォーム機能で、パターンのベロシティやアクセント、タイミングを調整可能です。ベロシティ、表/裏拍のアクセント、タイミングとベロシティのランダマイズ、ハイハットの打点を一瞬で変更するなど、至れり尽くせりなファンクションが用意されています。
☆ドラムパターンの検索方法が充実
キーワード検索
キーワードを入力することで、そのキーワードと適合したパターンを検索。
Gridサーチ機能
任意のグリッドをチェックすることで、そのグリッドに対応したパターンを検索。
Sound ideal 検索機能
スライダーを操作して、自然なサウンドのプリセットから過激に加工されたプリセットを検索。
☆自分好みのキットを選んで購入、後から追加もできる
Addictive Drums 2 はメインとなるサウンドエンジンと、音色の「AD2 ADpak」で構成されています。Addictive Drums 2を導入する際にはADpakも必須となり、ADpakを選ぶ数やバンドルによって製品が異なります。例えば下記の Custom Collection の場合だと、お好きな ADpak と MIDIビートパック、そして単品ドラムを選べる数によって3製品がラインナップしています。
ADpaksの全ラインナップ >>メーカーサイト
MIDIpaksの全ラインナップ >>メーカーサイト
Kitpiece Paksの全ラインナップ >>メーカーサイト
☆データサイズと動作が驚異的な軽さで、ノートパソコンにとても優しい
全てのADpaks、MIDIpaks、Kitpiece Paks をフルインストールしたとしても約12GBという、驚きの省データサイズを実現しています。パソコンにハードディスクやSSDドライブを外付けする必要がないのは利便性だけでなく、外付けSSD故障の心配も無用です。
最強の時短ツール! UJAM Virtual Drummer
熟練したミュージシャンであろうと完全な初心者であろうと、かつてないほど速く、より良く、そしてより簡単に音楽を作成できる設計をモットーとするUJAM。このVirtual Drummerシリーズは、最高のドラムサウンドを即座に得られるように設計されたドラム音源コレクションです。細かい打ち込みは必要とせず、ビギナーにとっては心強い味方となってくれること間違いなしのシリーズです。
☆指一本でプロドラマーのドラミングを次々に演奏できる
Virtual Drummerは鍵盤にリズムパターンがマッピングされ、イントロからエンディング、フィルインやバリエーションなど、1曲に必要なドラムパターンが網羅されています。DAWにどの鍵盤を演奏するか、1音入力するだけで打ち込みは完了です。上の動画は、Virtual Drummer BRUTE のC4鍵盤を押しっぱなしにした状態で、プリセットを次々と試聴しています。鍵盤エリア左側の低域ゾーンでは、ドラムの各パーツを個別に演奏できます。パターン再生と同時に、キックやスネア、クラッシュシンバルを足すなど自由に楽曲アレンジ可能です。(C4鍵盤以外にマッピングされたパターンや、左側の低域ゾーンについては下の動画で試しています)
☆プロが用意したMixプリセットで、簡単・時短な音作りを実現
Virtual Drummerには、プロのサウンドデザイナーによる6つのMixプリセットが用意されています。ビギナーにとって、楽器を構成するパーツの多いドラムは音作りの敷居が高いですが、即戦力のMixプリセットで、好みのサウンドカラーに素早く到達することが可能です。
☆本格的なMIDIエディットや、オーディオのパラアウトも可能
パターンを選んで楽曲の骨格が出来上がり、リズムアレンジをブラッシュアップする段階になると、細かい修正をしたくなるかもしれません。そんな時はリズムパターンをDAWにドラグして、MIDIパターンに変換してエディットする事ができます。また、キック、スネア、タムなどの音をDAWに個別に出力して、DAWプラグインを使ってサウンドを仕上げる事も可能です。
ジャンルに特化した7人のドラマーをラインナップ(各ドラマー通常価格¥16,200税込)
Virtual Drummerは、ベーシックなポピュラー系ジャンルからロック/インディー系、さらにはソウルやファンクなどの伝統的なジャンルまでを網羅。各ジャンルに特化したサウンドと演奏パターンが、楽曲のインスピレーションや、アレンジのきっかけになる事でしょう。
Writer:SCFED IBE
記事内に掲載されている価格は 2024年2月6日 時点での価格となります。
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