モニタースピーカーYAMAHA MSP5 Studio が生産完了となってしまいました!過去には一時的な生産停止から待望の復活を遂げ、初心者をはじめサウンドプロフェッショナルからの評価も高い、ホームスタジオの定番中の定番モニタースピーカーに君臨していましたが、これで本当に殿堂入りということでしょうか。後継機種のアナウンスは特にありませんので、今後のYAMAHAモニタースピーカーでの選択肢は MSP3A か HSシリーズ ということになります。
現在でもYAMAHA NS-10Mシリーズを愛用しているミュージシャンが多いように、MSP5 Studioもモニタースピーカーの名機として歴史に名を刻むことは確実です。
在庫残りわずかですので、導入をご検討中の方はもちろん今後のストック用など、このラストチャンスをお見逃しなく!
Yamaha’s monitor speakers
ヤマハプロオーディオの挑戦とイノベーションの歴史のはじまりは1969年にさかのぼります。ヤマハ初のプロオーディオ製品・ボーカルアンプシステム VA120およびVA180の発売以来、ヤマハはプロオーディオの挑戦とイノベーションを繰り返し、放送局、商業空間に至る様々なアプリケーションに、ミキシングコンソール、パワーアンプリファイアー、スピーカー、プロセッサー、そしてイマ―シブサウンドソリューションの幅広いラインナップを提案し、それぞれの市場で新たなスタンダードとなることを目指しています。
こうしたヤマハプロオーディオ50年の歴史を語るのに欠かせない製品群の一つにモニタースピーカーが挙げられます。1987年に発売された「NS10M STUDIO」はスタジオ用モニタースピーカーとして多くのエンジニアに愛用され、世界中のスタジオで活用されるようになりました。さらに1998年にニアフィールドモニターに求められる原音に忠実な再生能力を徹底的に追求したパワードモニタースピーカー「MSP5」を発売。以降、2000年から2008年にかけて発売されたMSP/MSP STUDIOシリーズにはプロ用スタジオモニター設計のノウハウと技術が惜しむことなく投入され、圧倒的な完成度を実現したフラッグシップモデルとして発売されました。
HSシリーズは2005年に発売され2013年にモデルチェンジ。ヤマハが長年培ってきたスタジオモニター作りのノウハウと最先端の解析技術を融合し、精確な再生能力を高めたことで、多くのミュージシャンに愛用されています。
MSP5 STUDIO
バイアンプ構成のプログレード2ウェイレコーディングモニター
・2ウェイバスレフ型バイアンプニアフィールドモニター
・5インチコーンウーファー + 1インチチタンドームツイーター
・50Hz-40kHz (-10dB)のフラットレスポンス
・67Wダイナミックパワー
・XLR、フォーン入力端子を併装
・31ポイントレベルコントローラー
・HIGH TRIM、LOW TRIMを搭載、防磁設計
ニアフィールドモニターに求められる原音に忠実な再生能力を徹底的に追求
NS-10M STUDIO 開発チームが、現代のスタジオワークに向けて開発したヤマハスタジオモニター最上位機種MSPシリーズ。ニアフィールドモニターに求められる原音に忠実な再生能力が徹底的に追求されています。このMSP5 STUDIO は、様々なフィールドで高い評価を獲得しているパワードモニタースピーカー MSP5A の後継機種になります。キャビネットの形状から細部に至るまでユーティリティやデザイン等を大幅に向上。昨今のハイビット録音・マルチメディアコンテンツ制作等レコーディングスタジオの制作作業の中心となり、より高品位なニアフィールドモニターのニーズが益々高まっている中、プロ用スタジオモニター設計のノウハウと技術を惜しむことなく投入し、フラッグシップにふさわしい圧倒的な完成度を実現しました。
この YAMAHA MSP5 STUDIO は、プロユーザーにも愛用者の多い定番中の定番モデル。本体の質量は1本あたり7.9kgと重く、それが本体の振動を抑制して、高い解像度と正しい音像を提供してくれます。ミックス、マスタリングにも信頼して使えるので、迷ったらこれを買っておけば間違いありません。解像度の高さは抜群で、とにかく正確なサウンドを求めるミックス/マスタリング向きのモデルです。
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記事内に掲載されている価格は 2022年7月27日 時点での価格となります。
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