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02
Apr.2009
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musikmesse2009 フランクフルト 現地ショートレポート その1

dsc01048

現地日時 4/1〜4まで、フランクフルトで開催中のmusikmesse。現地よりロックオンスタッフが、ショートレポートをお届けします。SSLのラインミキサーや、Euphonix MC ArtistシリーズやSONAR V-STUDIOの新ラインナップなど、注目新製品が発表されています!

SSL

dsc00948

Duality、AWS、Matrix、XRackなどの製品を通じて、DAW側へのアプローチを行ってきたスタジオコンソールの雄、SSLですが、ラインミキサー X-Deskが発表されました。8本のフェーダーを搭載したルックスかわ分かる通り、ミニSSLコンソールとして捉えてもらえばよさそうです。もちろん、ヘッドアンプ部分は同社Super Analogue回路を搭載。各チャンネルにはインサート回路、ダイレクトアウト、AUX、ステレオCUEを搭載。マスターセクションには、インサート回路の付いたステレオバス、外部入力、ミニプラグ入力、トークバックマイク、モニターは2系統、FXリターンはステレオ2系統を搭載。

dsc00951総入力数は20。身近になったSSLサウンドを、さらに統合システムとしてダウンサイズして、プロジェクトスタジオに取り入れることができるラインミキサーです。予想市場価格は30万前後を予定。発売は2009年6月予定です。初回スタートダッシュ プレオーダーキャンペーン特価としてまもなく予約開始します。

Hybrid Core Processing engineにより新しくなったDuende V3がリリース。Duende V3はユーザーなら無償ダウンロードできますが、Duende Mini 64チャンネル、Duende PCIe 128チャンネルのパワーアップは有償です。

dsc00953Duende V3により使用きるリバーブプラグインX-VERBが新登場。SSL独自のReverb Algorithm Engineによるハードウェアユニットタイプのリバーブプラグインです。5月からSSLのサイトでのみ£220 + Taxで販売予定です。

dsc00957Pro-Convertは待望のMac版が登場です。

t.c. electronic

dsc00968DAコンバータのクオリティに重点を置いた、デスクトップサイズのモニターコントローラー BMC-2が新登場。原音により忠実なモニター再生を望む方なら注目の新製品です。入力は、TOS、ADAT、S/PDIF、AES3、AES3-idフォーマットにも対応。出力はアナログスピーカー用にXLR、デジタル用にAES 3-id対応のS/PDIF。CDクオリティに満たない256kbps以下のビットレートモニター時に対応したiCheck機能を搭載。

Euphonix

dsc00974MC Artistシリーズに新製品MC TRANSPORT が登場。オプチカルのジョグウィール、シャトルリングはタイムラインの編集や縦横方向の移動、ズーミングを効率的にし、プログラム可能な7つの数字キーはロケート、パラメーターの入力に有効。アプリケーションのファンクションキーとしてアサインできる6つのソフトキーも搭載しています。

cakewalk

dsc00976発売されたばかりのSONAR V-STUDIO 700の下位バージョンとしてV-STUDIO 100が発表されました。各となるVS-100は、USB2.0接続のオーディオI/O、デジタルミキサー、1基の100mmのフェーダー搭載のコントローラーに加え、WAVレコーダー機能を搭載。外のスタジオに持ち出してレコーディングした素材を、ホームスタジオのDAW環境に取り込むということが出来ます。Mac/PCに対応し、SONAR、Live、Cubaseといった主要DAWに対応しています。

http://www.sonarvstudio.com/100/index.php

Lauten Audio

dsc01016米国サンタ・クララのLauten Audio。マイクの本場ドイツでも、Benchmark、Nagraなど高品位な製品をあつかうディストリビューター、Analog Audio GmbHのブースで展示され、注目を集めていました。

dsc01013Lauten Audioのマイクは、同じカリフォルニア州のプロ・オーディオ・ディーラーCutting Edgeで数ヶ月に渡ってトップ・ページで大きく扱われるなど、最近めきめきと評判が高まっています。先日のグラミー賞でも、ノミネート作品の多くでLauten Audioのマイクが使われていたということです。

Lauten Audio
http://www.lautenaudio.com/

Cutting Edge
http://www.cuttingedge-sf.com/pro-audio-video-products/

http://www.lautenaudio.com/horizon-tube-microphone.htm
http://www.lautenaudio.com/fc357-clarion-microphone.htm
http://www.lautenaudio.com/st221-torch-microphone.htm

RME audio

dsc0103318入出力のUSB2.0接続のオーディオインターフェース。現在のUSBオーディオインターフェースの仕様的制限事項となっている問題を回避するため、それぞれ違った転送方法を採用する2つのファームウェアを搭載。超低レーテンシーを誇ります。
http://www.rme-audio.de/en_products_fireface_uc.php

dsc0103132/16チェンネルのハイエンドADコンバーター。最新のチップと、RMEのSteadyClock搭載したM-32 AD/M-16 AD。
http://www.rme-audio.de/en_products_m32ad.php

下は同じく32/16チェンネルの、こちらはハイエンドDAコンバーターのM-32 DA/M-16 DA。
http://www.rme-audio.de/en_products_m32da.php

TASCAM

dsc01036SD/SDHCだけでなく、CD-R/RWへの録音/再生が可能なデジタルレコーダー。5W×2のステレオアンプ、ステレオスピーカーを搭載。「録音/再生機が一体となったラジカセに似た使い勝手の良さを、現代の仕様で実現」したモデルだとしている。内蔵マイクは4本搭載されており、周囲360°をカバーする。SD/SDHC⇔CD-R/RWのデータコピーも可能だ。電源はACアダプタまたは単三電池×8。

dsc01043無指向性/単一指向性のコンデンサマイクをそれぞれステレオで内蔵、ファントム電源に対応したXLRマイク入力端子を2本装備するコンパクトレコーダー。機能面では、録音開始の2秒前から遡って録音できる「プリレック機能」、サイズごとに録音ファイルを分割する「自動トラックインクリメント機能」、音声を感知すると録音がスタートする「自動録音機能」などを装備する。電源は、充電式のリチウムイオンバッテリーと単三電池×2のデュアルバッテリーシステムを採用。動作中に、片方のバッテリーを交換することも可能で、より長時間のレコーディングをサポートする。

dsc0104216チャンネルミキサー M-164シリーズを発表。コンパクトで軽量、豊富な入出力コネクターを装備し、バンケットルームや店舗、会議ホールなど様々なPAシステムに対応します。また、ホームスタジオのメインミキサーや、ライブステージでのサブミキサー、キーボードミキサーとしても最適です。ベーシックモデルのM-164に加え、オンボードデジタルエフェクター搭載のM-164FX、さらに加えてUSBインターフェイスを搭載するM-164UFも登場します。

その他のメーカー

dsc00958
spl Frontliner

dsc00960
spl Auditor

dsc00983
EDIROL F-1

dsc00990
John Bowen Solaris

dsc00994
TL Audio FAT TRACK

dsc00997
Antelope ZODIAC

dsc01018
Clavia

dsc01022
ZOOM R16

dsc01023
elysia

dsc00985
Tomo AUDIOLABS

dsc00989
thermionic culture

dsc01007
nextbeat

dsc01026

Reactable Systems

Bjorkがライブで使ったことで、有名になりました。デモンストレーションの映像を3つご用意しましたのでご覧下さい。

musikmesse2009 フランクフルト 現地ショートレポート その2はこちら!>>

記事内に掲載されている価格は 2009年4月2日 時点での価格となります。

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