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15
Dec.2015
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MIM Education 「音楽をつくるために必要な基本姿勢とその実践、杉山勇司MIXセミナー」 2015/12/5 at 三和レコーディングスタジオ DAY 1ショートレポート

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DAY1
Session.0 「Introduction」
Session.1 「音の聴き方」
Session.2-1「 エフェクトを理解する ダイナミクス系 理論編」
Session.2-2「 エフェクトを理解する ダイナミクス系 実践編」
日時:2015.12.5(土) 13:00~
場所: 三和レコーディングスタジオ

杉山勇司氏のRock oN UMEDAでのセミナー第二弾、ついに初日を迎えました。今回は全てのセッションを三和レコーディングスタジオで開催。この日は「音の聴き方」そして、「 エフェクトを理解する ダイナミクス系 理論&実践編」に主題を置きセミナーを進行。この日の概要をショートレポートとしてお届けいたします。


Session.0 「Introduction」

まずは、杉山氏と初対面になるということで、受講生みなさまの活動状況や、参加の目的など聞いて行く杉山さん。この時間を経て受講生の皆様の肩の力が少し抜け、オープンな雰囲気に!この後続くセッションがリラックスした形で進んでいきます。


Session.1

1. 「音の聴き方」
音の聴き方のポイントの1つとして、音が焦点を結ぶ位置を探すこと。マイクでのセッティング時に有効な焦点を探す事により、どのような効果が得られるか? 参加者の皆さんでペアを組んで頂き、1人が発声をし、もう1人が聞く位置を変えながら、どのように音が変化するのかを体感。その結果、どのように聞こえ方が変化したか? どのように感じたか? の意見交換を行い、その意見に杉山氏の解説が行われます。

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2.音量と音質の関係
「音量が変わる事によって起こる音質の変化」への理解がテーマ。聞こえ方の変化を体験し、音量の決め方への指針が示されます。会場の三和レコーディングスタジオにはSSL 4000Gシリーズのコンソールが設置されており、プロが使ってるリスニング環境を体験できることも大きな魅力の1つ。普段のホームスタジオでは体験できない調整された音響空間で、音質、音量の変化をよりシビアに確認しながら進行しました。

 

3.音の比較をする時の注意点
正確な判断を行うため、自身の基準となるモニター環境を作る必要性が説かれます。杉山氏の使用機材や、スピーカーの位置、角度などのセッティング手法なども交え、実例的に解説が行われました。
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大阪・日本橋 逸品館オリジナルのレーザーセッターも紹介。これはスピーカーに反射用の小さな鏡を貼り付けて、カメラの三脚に立てたレーザーポインターの反射を利用し距離と角度を測るアイテム。杉山氏はこれを常に用い、スピーカーセッティングが短時間で正確に行えるようになったとの事。
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4.音源に施された処理を分析する
実際にリリースされている音源を聴き、どのようなエフェクト処理が行われているのかを分析します。この姿勢は、自分がどういう音を作りたいかを明確に描くためのトレーニングになり、音作りに必要な知識やノウハウを習得して行く事になります。これを行う事で実際の音作りへのヒントとして導きだし、さっそく一つ前での「音の聴き方」が生かされてきます。音源の試聴を行い、受講生の方々に分析してもらった後、正解の解説を含め、分析的な聴き方に対する解説が行われました。


Session.2-1「 エフェクトを理解する ダイナミクス系 理論編」

1.EQの解説
このセッションでは、サウンド処理の基本といっていいEQからスタート。対象とするEQポイントがどの周波数帯域にあるのかを聞き分けるため、実際の31バンドEQを使用して周波数への理解を行い、杉山氏がどのようなトレーニングを行っていたのか等、具体的な解説が行われました。

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2.コンプ、リミッターの解説
ダイナミクス系の基本、コンプレッサーの解説。杉山さんならではの解りやすい例えも交え、動作原理の解説が行われました。実際のレコーディング、ミックスに必要な知識を理解し動作原理を一から解説して行きます。メーカー、機種によるキャラクターの違いも、コンプの魅力の1つですが、杉山氏の豊富な現場経験から、テクニックや機器の選定方法などの紹介が行われます。

 

3.エンジニアのための基礎電気知識
機器を使いこなす為の基礎的な電気の知識を解説していきます。カタログに表記しているスペックの読み取り方、真空管、オペアンプの違い、実際の回路図や、杉山氏が製作したオリジナル機器を用いて、音に必要な電気知識を習得してきます。機材のマニュアルやスペック表は音に直結していることを理解し、ただ単に使うだけの領域から踏み出し、機材のさらなる理解への橋渡しになる知識の習得を行います。

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Session.2-2「 エフェクトを理解する ダイナミクス系 実践編」

このセッションでは、杉山氏が準備した素材音源を使い、ダイナミクス系エフェクター操作の実践的な講義を実施。UREI 1176LN、Neve 33609、GML MODEL8200、そして講師 杉山氏が自作されたパッシブEQを用意。レコーディングスタジオの現場では定番として信頼されるプロダクトですが、実際に音を聞くのは初めてという受講生も多数。

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実際にハードウェアアウトボードをコンソールにインサートし、モニタースピーカーを通して、ダイナミクス処理の効き方をチェックします。受講生の皆様は大きなコンソールの前でオペレート。慣れない環境で少し緊張気味ですが、貴重な体験ではないでしょうか?プラグインでは体験できない、ハードウェアならではの存在感ある音をじっくり確認することができます。この体験は、ハードウェアをモデリングしたプラグインの操作に必ず活きてくるでしょう。

 


次回、12/18(金)開催のDAY2も、同じく三和レコーディングにて開催。ミックスでは必須のリバーブ、ディレイといった空関係エフェクターを対象にしたセッションをメインに、受講生さまの手がけたミックスに対して杉山さんがレビューする「ミックス・クリニック」も開催します。

DAY2 セッションカリキュラム
・「エフェクトを理解する 空間系 理論編」
・「エフェクトを理解する 空間系 実践編」
・「ミキシング・クリニック」

※ 記事中に掲載されている価格・割引率・購入特典・ポイントや仕様等の情報は 2015年12月15日 記事更新時点のものです。

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