モダンクラシックの再現と銘打たれた、驚異の8&16ポリフォニックシンセ REV2 が登場!
360度画像3連発! まずは朝イチのDaveSmithブース! http://bit.ly/2in5g2T #namm2017 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
※Dave Smith氏によるデモ動画をのちほど公開!お楽しみに!
ここのところ毎年NAMM showで新製品を発表し世界中のシンセファンを驚かせてくれる巨匠Dave Smith。NAMM 2017 showでもやってくれました!その名もREV2!同社の大ヒットアナログシンセProphet 08の後継機にあたる本機はProphet 08の全機能を持ち、ポリ数やモジュレーションマトリックスが2倍になったり、Prophet-6/OB-6で好評のポリフォニックシーケンサーを搭載したりと大幅なパワーアップが施されています!
まずはDave Smith氏によるデモ動画でサウンドチェック!
まず何と言ってもそのポリ数が圧巻です。なんとProphet 08の二倍の16Voiceポリフォニー!ついにProphet 12のポリ数を超えました。。。。
2機のDCOによるVoice構成も柔軟で、完全二独立した発音から、これぞDSIという感じのスタック、レイヤー/スプリットと自由自在。
さらにREV2はスタック、レイヤーごとに独立して異なるデジタルエフェクトを掛けることができるようになっています!エフェクトの種類もなかなか多彩で、リバーブ、ディレイ、コーラス、フェイズ・シフター、リング・モジュレーションエフェクトパラメーターは勿論モジュレーションできます。
気になる波形はsawtooth, triangle, saw/triangleミックス, Pulse (PWM可能)の4つ。さらに今回新機能としてWave Shape Modulationがあります。これはDCOの4つの波形から任意のパルス幅を調整することができます。独立したSHAPE MODというツマミが用意されているので、実際にツマミで調節してもよし、モジュレーションのディスティネーションに設定して動かしてもよし。音の深みが増します。
モジュレーションモジュレーション言ってますが、Prophetシリーズの音作りの要とも言えるモジュレーション・マトリクスがProphet 08の二倍になっています。20のソースと43ものディスティネーションを合計8つの独立したスロットで設定ができます。
また、モジュレーションに大活躍しそうなホワイトノイズ・ジェネレーターと、DCO1の1オクターブ下を設定できるサブオシレーターもあり、太さはこれ以上ないぐらいに十分でしょう。
フィルターは勿論カーティスのLPF。2/4Pole切り替えが可能です。AUDIO MODパラメーターは倍音の複雑さを加えたり、動きを足すことができ、リアルな70年代アナログサウンドを追求できます。
新設されたポリフォニック・シーケンサーは最大64ステップ、1ステップあたり最大6ノートの入力ができます。またシーケンス情報はレイヤーごとに持つことができるので、二つのレイヤーに異なるシーケンスを割り当てて、複雑なサウンドを生成出来ます。モジュレーションマトリックスのソースとしてもアサイン出来るので、グルーブマシン的なノリの時間軸で激しく変化するサウンドもガンガン作れますね!
REV2は2017年の4~6月の発売が予定されており、価格は16Voiceが1999ドル、8Voiceが1499ドル。
待ちきれませんね!
またいつも大人気のDSIブースにはProphet-12やProphet-6なども変わらず人気を集めていました。
Writer. Shibuya
Dave Smith Instruments
https://www.davesmithinstruments.com/product/rev2/
記事内に掲載されている価格は 2017年1月20日 時点での価格となります。
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