本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
REPORT

国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!

09
Mar.2010
REPORT
  • HOME
  • REPORT
  • KORGの新製品内覧会レポート!KAOSSILATOR PROの魅力に迫る!!

KORGの新製品内覧会レポート!KAOSSILATOR PROの魅力に迫る!!


korg
本日、東京都稲城市にある某テーマパークに隣接したガラス張りの建造物:株式会社KORG本社にて、同社の新製品「KAOSSILATOR PRO」の内覧会が行われた。本製品は発売当初から話題となり多くの人気を集めた「KAOSSILATOR」の上位機種であり、一層の機能充実と共に本体も従来の手のひらサイズより一回り大きくなっている。

基本的な構造は現行のKAOSSILATORと変わりないが、音色は100から200に増えたことをはじめ、スライダーでグルーヴを生み出す新ゲート・アルペジエーター、内蔵シンセの演奏も外部機器の音声も録音可能な4つのループレコーディングバンクなど、ライブパフォーマンスに最適な機能がたっぷりと搭載された。

kaossi数ある機能の中でも筆者が特に気になったのは、キーやスケールに関する機能。この類いの電子楽器で、楽器自体にスケールの概念がしっかりと埋め込まれているというのは非常に興味深い。どういう事かというと、ある楽曲を聞きながらまずルート(キーの主音)となる音を指定し、更にそこからその曲の音階を選んでやることで、その楽曲のダイアトニックのみを奏でる楽器、つまりどこを押しても曲に合ったメロディを演奏することのできる楽器に早変わりするという仕組みだ。スケールの種類はメジャー、マイナーは当然ながら、モードや陽音階やジプシースケールなどの民族音階など、かなりマニアックなものまで網羅されているので、調性がある限りどんな楽曲にも対応できる。もちろん音と音の連続可変(ポルタメント)設定や、クロマティックの設定も可能だ。


product_14029
音色についてはお得意のデジタル色満載なシンセ音から、ピアノやトランぺット、ドラムやパーカッションといったアコースティックなものまで幅広く対応しているが、ひとつひとつの音色は決して安っぽいものではなく、コンパクトながらあくまでも「イイ音」を追求したシンセサイザーであるとメーカーの方は力強く語って下さった。以下は今年1月に開催された世界最大規模の楽器の祭典”Winter NAMM SHOW 2010″での動画と、本日のKORG本社での30秒程度のデモンストレーションムービー。更に進化したKAOSSILATOR、「KAOSSILATOR PRO」の魅力が少しでも伝わればと思う。


click


eStore

記事内に掲載されている価格は 2010年3月9日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

NAMM2025 : TOPPING Professional
中国の広州に本社があるオーディオ機器メーカーTOPPING。元々はリスニングオーディオの分野で高い技術力と開発実績を持っており、世界中から高い評価を得ているメーカーです。その約17年に渡る実績を経て、満を持して音楽制作関 [……
NAMM Show 2025 : Report!!!!!!!!
NAMM Show 2025 行ってきます!!! ReporterMorimoto ReporterSato Shota 怒涛の新製品ラッシュで盛り上がりを見せるNAMM Showがついに開催!今年はプロオーディオに精通 [……
NAMM2025 : MUSICUS
ありそうでなかったロフトベッド+防音室の組み合わせを発見! これは韓国発MUSICUSから発売されている、ロフトベッドの柱に沿って壁や天井に吸音材、遮音材を貼り付けるタイプの防音室です。 本製品は居住スペースの限られてる [……
NAMM2025:MNTRA
GPU処理で5次アンビソニックスまで対応のリバーブ!?MNTRAリビングスカイ登場! みなさんはNAMM2023で話題になったGPU Audioをご存知ですか?GPU Audioは、WindowsPCの外付けGPUやAp [……
NAMM2025 : Solid State Logic
SSLから新製品2種登場!さらにHarrisonからチャンネルストリップが登場! Solid State Logicブースには見慣れた製品が多く並ぶ中、新製品の展示もされておりました。 SSL 18は既存のSSL社のオー [……
NAMM2025 : Audiomovers
Audiomoversブースでは、現在開発中の OMNIBUS Windows版 のデモが行われていました。 これまで「Mac専用バーチャルパッチベイ」として、アプリケーション間とハードウェア入出力間でオーディオ信号を自 [……
NAMM2025 : BLACK LION AUDIO
BLACK LION AUDIOのブースでは、希少なハードウェアコンプを再現したLevel-Locや、48ポイントのTRSパッチベイPBR TRS³ LITをはじめとしたパッチベイ群が展示されていました。Level-Lo [……
NAMM2025 Adamson
1983年にカナダで設立されたメーカーAdamsonのブースでは、モニタースピーカーの新製品、MG10を展示! MG10は完全自己駆動の高性能デュアル10インチモニターラウドスピーカーです。 このMシリーズは重量やフット [……
NAMM2025 : AMS Neve
AMS Neve新製品88Cの詳細を特別インタビュー! AMS Neveからフラッグシップコンソールである88RSのチャンネルセクションにしようされているコンプレッサーを抜き取ったアウトボード88Cが登場です。 会場内で [……
NAMM2025 : KARNO
次世代のアナログプロセッサーSepiaを発見! 会場内にてドリンクバーのボタンのような展示を見つけ立ち寄ったところなかなか面白いデバイスを発見しました。 Sepiaはファミコンのカセットのようなものが1Uラックに6個刺さ [……
NAMM2025 : Focal
Focalからラージサイズのスタジオモニターが初登場! Focal Professionalから初のラージスピーカーが登場しました。 その昔KRKなどのラージサイズのユニットを製造するところからスタートしたFocal P [……
NAMM2025 ROLI
ROLIから新製品”Piano”が登場! コロナ前に日本でも販売されていたROLIから革新的な製品が登場です。 Airwaveという2個の赤外線カメラを搭載したハンドトラッキングデバイスと組み合わせることで、鍵盤から手を [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company