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現在、ロックオンスタッフも現地取材中のAESコンベンションでPro Tools 8 Softwareが発表されました。見た目のカラーが若干チェンジし、現在のDigidesignウェブサイトと同系統といえる、ダークグレー基調のクー ルな印象になっています。今回のメージャーアップグレードの追加機能を通して言えるのは「ワークフローの効率化」。一例を挙げると、レコーディングテイク のセレクト。現バージョンでは、1トラック上でオルタネート・プレイリストの表示を切り替えながら、ベストパートを選んでいきますが、バージョン8ではオ ルタネート・プレイリストをメインのオーディオトラックの下に一覧表示が可能で、さらにメイン・プレイリストへの1クリックコピー可能、リージョンを5段 階にランク付けといった、テイク繋げのワークフローをさらに効率アップする工夫がされています。
もう一例。。。これまで機能を追加してきたPro Tools SoftwareのMIDI編集機能ですが、ノートの表示の下に、同時にオートメーションやCC (コンティニュアス・コントローラー) データを表示し、編集することが可能になります。現在では、1つのMIDIトラック上で切り替えて表示する必要があるので、この機能もMIDI編集の 「ワークフローの効率化」に大きく影響するでしょう。
さらに、DB-33トーンホイール・オルガンをはじめとするバーチャル・インストゥルメントの追加やスコア機能の充実、LEユーザーには嬉しい最大48モ ノまたはステレオ・オーディオ・トラックへの追加等、魅力的機能が沢山追加されています。現地からのAESレポートにもご期待下さい！
記事内に掲載されている価格は 2008年10月3日 時点での価格となります。
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