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head-love Created with Sketch. CREATOR
NAMM 2016

制作機材の最新動向がここに。現地アナハイムからの熱狂レポート、会場の空気を切り取る動画レポートも多数!

23
Jan.2016
REPORT

Antelope

Namm2016_2A-143

近年、精力的な展開を行なっているAntelope から、昨年末のルビジウム搭載10MXの興奮冷めやらぬNAMM 2016で、大定番のOCXの後継機768kHz出力を実現したOCX HDと、超パワフルな16ch MicPre搭載Audio Interface Galiathが登場!!!その詳細を見ていきましょう。 Namm2016_2A-144

まずは、多くのユーザーのハート掴んだマスタークロックの定番機種OCXの後継に当たるOCX HD。こちらは、Video Ref入力の標準装備と、最高768kHzまでのWord Clock出力に対応し、第4世代のAFC(Accoustic Focas Clocking)を搭載したまさに、正常進化した一台。この登場により、従来のOCXとOCX-Vが 統合されこの一台に集約されます。注目の価格は$1,495ということ。768kHzというハイサンプリングレート使い事になる時代がそこまで来ているということなのでしょうか?店頭機が導入されたら従来のOCX,10MXと比較してみたいと思います。

Namm2016_2A-145

もう一つが、人気が高まってきているAntelope社のAudio Intefaceのフラッグシップとなると思われる非常に多くのI/Oを備え、多機能名Goliathと呼ばれる製品。PCとの接続は、Thunderbolt もしくはUSB。最大で64chのやり取りが可能とのこと。そして最大の特徴は16chものMic Preを搭載しているということでしょう。これまで他社を見渡しても8ch迄はあったものの、1台で16chと言うのは多い!!と思います。そして、Line Inputも16chあるので合計でなんと32ch。アナログ出力も同数の32chが用意されています。それ以外にも32chのADAT、16chのAESがあり、かなりの規模のシステムにまで対応が可能な製品となっています。また、Moniter Outは別途準備され2系統のstereoとサラウンド対応の8chのContlloed Outputが準備されています。まさにこれ一台でどのような現場にも対応できるモンスターマシンということが言えるのではないでしょうか。

AuraVerb-1
そして、クリエイター向けの機能として、内蔵DSPによるAuraVerbというリバーブ、そしてOverLoudとの共同開発によるギター・アンプシュミレーター、Reamp機能と至れり尽くせりの仕様。注目の価格は$4000程度を予定しているということ。これだけの仕様を考えれば、高くはないのかと思ってしまいますね。会場では代表のイゴール氏とも再会!

Namm2016_3A-22

Antelope Audio

Writer . Yosuke

記事内に掲載されている価格は 2016年1月23日 時点での価格となります。

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