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REPORT

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02
Apr.2016
REPORT

YAMAHA : SUPERBOOTH16

SUPERBOOTH RockoN ショーレポート


遂に4月1日国内でも予約が開始されたMONTAGE。

こちらもご覧下さい >>
SUPERBOOTH RockoN ショーレポート montage2.001


DX、MOTIFの系譜を継ぐ新たなるフラッグシップシンセサイザーはNAMMレポートでも最大級の注目を集めていました。



SUPERBOOTH16会場ではさらなるアップデートの展開も話されており、音色やエフェクトなど機能面の拡張性にも期待が高まります。なんといってもユーザー領域だけで1.75GBですからね。

NAMMレポートでもお届けしたインタビュー内容を是非今一度ごらんください! >>

MONTAGEはMOTIFの後継機ではない、表現力がもはやMOTIFのレベルではない

ワークステーションを開発する際に、サウンドクオリティ、制作環境、PCとのインテグレートという3要素をキーに掲げてきたYAMAHAシンセサイザー。MONTAGEはそれらの要素を併せ持っており、当初こそMOTIFの後継として捉えた時期もあったとのことですが、1台で楽曲制作する時代は過ぎたと判断。あえてサウンドクオリティと表現力で勝負する英断から発案されています。

SPECには現れないYAMAHAならではの『楽器』へのこだわり

YAMAHA『AWM』の歴史は長いものの、PCM音源の上質さはやはり波形メモリに準ずるものがあります。今回MONTAGEでは、10倍となる5.6GBサウンドライブラリを誇り、Motif比倍となる8エレメントで構成された贅沢な1Voiceを基礎としています。しかし、サンプリングノウハウは容量があればいいわけではありません。サンプリングも8エレメントとなると、収録にかける時間も単純に長くなりますが収録するアコースティックピアノのコンディションは1時間で変わってしまいます。それらを膨大な時間をかけ、絶えず繰り返し仕上げたサウンドがAWM2音源なのです。新設計のFSX鍵盤および88ハンマー鍵盤では、演奏と鍵盤の一体感を徹底的に追い込まれています。この丁寧さこそYAMAHAの仕事という感じがしますね。

サウンドに命を吹き込むモーションコントロールの表現力

氏家さんが強調したように、派手なサウンド表現から微細な動きまで、モーションシーケンスが随所に効いています。このMotion Sequenceの1Stepにおけるパターン詳細を伺ったところ、まだ資料はないものの『考えうる全ての動作がほぼ無限に再現できる』とのこと。SuperKnobの派手な演出もいいですが、Padなどのサウンドに命を吹き込むようなわずかな揺らぎも、新しいデジタルシンセサイザーの到達点を感じさせます。8ポリ128音という驚異のFM-Xが生み出すスピード感、そして磨き抜かれたAWM2 PCMのリッチさ(ユーザー領域も1.75GBあり)、それらをシームレスに融合し、命を吹き込む。Motion Control Synthsis Engineの到達点は演奏者の新たなスタンダードと言えるのかもしれません。

Writer : Takemoto

YAMAHA >>

SUPERBOOTH RockoN ショーレポート

WRITER:R_TSUNEYOSHI

記事内に掲載されている価格は 2016年4月2日 時点での価格となります。

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