本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
musikmesse2018

13
Apr.2018
REPORT

Musikmesse 2018 Day 2 : RODE

オーストラリアのシドニーを本拠地とするマイクブランドRODE。Musikmesse 2018でイマーシブオーディオのためのambisonicマイク NT-SF1を発表しました!

NT-SF1

DSC05770

NT-SF1は360°ムービーなどで注目される3Dオーディオのためのオーディオフォーマットambisonicに対応したマイク。新開発の専用カプセルTF45C(1/2インチ)を4つを搭載し、ambisonic A Formatで集音。特筆すべきはマイク本体内でB Formatに変換して出力することも可能ということ!これならば収録をしながらリアルタイムモニタリングができます。これは非常に画期的です。

実はこのマイク、2015年にRODEが買収したアンンビエンスマイクの世界的リーダーSoundFieldの技術が活かされています。その経緯がありRODE公式Webサイトでは大きな文字で「SOUNDFIELD BY RODE」と書かれています。

DSC05766
DSC05769
防風グリルと専用ケーブル

NT-SF1はその価格なんと約USD$1000とお手頃。発売時期は 2018 Soon。「あと少し」というところですね。Facebook360が無償で3Dオーディオの編集ソフトを提供しているいま「あとはマイクさえあれば…」と思っていた方もぜひ注目してくださいね!
RODE NT-SF1
http://ja.rode.com/nt-sf1


Stereo VideoMic X

DSC05606

Stereo VideoMic Xはビデオカメラに直接取り付けて使う(オンカメラ)XYステレオマイクです。「Brodecast-grade」と銘打たれRODEの小型ビデオマイクの中でもプロ用の位置づけ。Stereo VideoMic XのXYマイクによる優れたステレオイメージはRODEが「高い没入型の音響空間を提供」と謳っています。

オールメタルの頑強なボディに特性マッチングされた1/2インチトゥルーコンデンサーカプセルを搭載。このカプセルはRycote製ショックマウントの上にセットされています。出力はバランス型プロフェッショナルXLR 出力。背面にスイッチが3つ設けられていて下記の機能を果たします。

3

背面スイッチ

  • High Pass Filterスイッチ(0/75/150Hz)
  • 高周波ブースト(+6dB @ XHz)
  • ゲイン(–10dBまたは+20dB)

Stereo VideoMic Xは約¥70,000前後で現在発売中です。

RODE Stereo VideoMic X
http://www.rode.com/microphones/stereovideomicx

記事内に掲載されている価格は 2018年4月13日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

NAMM2025 : TOPPING Professional
中国の広州に本社があるオーディオ機器メーカーTOPPING。元々はリスニングオーディオの分野で高い技術力と開発実績を持っており、世界中から高い評価を得ているメーカーです。その約17年に渡る実績を経て、満を持して音楽制作関 [……
NAMM Show 2025 : Report!!!!!!!!
NAMM Show 2025 行ってきます!!! ReporterMorimoto ReporterSato Shota 怒涛の新製品ラッシュで盛り上がりを見せるNAMM Showがついに開催!今年はプロオーディオに精通 [……
NAMM2025 : MUSICUS
ありそうでなかったロフトベッド+防音室の組み合わせを発見! これは韓国発MUSICUSから発売されている、ロフトベッドの柱に沿って壁や天井に吸音材、遮音材を貼り付けるタイプの防音室です。 本製品は居住スペースの限られてる [……
NAMM2025:MNTRA
GPU処理で5次アンビソニックスまで対応のリバーブ!?MNTRAリビングスカイ登場! みなさんはNAMM2023で話題になったGPU Audioをご存知ですか?GPU Audioは、WindowsPCの外付けGPUやAp [……
NAMM2025 : Solid State Logic
SSLから新製品2種登場!さらにHarrisonからチャンネルストリップが登場! Solid State Logicブースには見慣れた製品が多く並ぶ中、新製品の展示もされておりました。 SSL 18は既存のSSL社のオー [……
NAMM2025 : Audiomovers
Audiomoversブースでは、現在開発中の OMNIBUS Windows版 のデモが行われていました。 これまで「Mac専用バーチャルパッチベイ」として、アプリケーション間とハードウェア入出力間でオーディオ信号を自 [……
NAMM2025 : BLACK LION AUDIO
BLACK LION AUDIOのブースでは、希少なハードウェアコンプを再現したLevel-Locや、48ポイントのTRSパッチベイPBR TRS³ LITをはじめとしたパッチベイ群が展示されていました。Level-Lo [……
NAMM2025 Adamson
1983年にカナダで設立されたメーカーAdamsonのブースでは、モニタースピーカーの新製品、MG10を展示! MG10は完全自己駆動の高性能デュアル10インチモニターラウドスピーカーです。 このMシリーズは重量やフット [……
NAMM2025 : AMS Neve
AMS Neve新製品88Cの詳細を特別インタビュー! AMS Neveからフラッグシップコンソールである88RSのチャンネルセクションにしようされているコンプレッサーを抜き取ったアウトボード88Cが登場です。 会場内で [……
NAMM2025 : KARNO
次世代のアナログプロセッサーSepiaを発見! 会場内にてドリンクバーのボタンのような展示を見つけ立ち寄ったところなかなか面白いデバイスを発見しました。 Sepiaはファミコンのカセットのようなものが1Uラックに6個刺さ [……
NAMM2025 : Focal
Focalからラージサイズのスタジオモニターが初登場! Focal Professionalから初のラージスピーカーが登場しました。 その昔KRKなどのラージサイズのユニットを製造するところからスタートしたFocal P [……
NAMM2025 ROLI
ROLIから新製品”Piano”が登場! コロナ前に日本でも販売されていたROLIから革新的な製品が登場です。 Airwaveという2個の赤外線カメラを搭載したハンドトラッキングデバイスと組み合わせることで、鍵盤から手を [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company