
ORIGIN EVOは、現代のスタジオワークフローに最適化されたコンソールとして評価の高い「ORIGIN」をベースにしつつ、伝説的なSSL 4000シリーズの血統をさらに進化させた最新モデル。

SSLならではのアイコニックなアナログサウンドと操作性、そしてDAWベースの制作環境を融合させる、ハイブリッドな制作環境に向けた新たな業界標準機として注目を集めています。

ORIGIN EVOの最大の特徴は、SSLの歴史的名機である SL 4000 E シリーズのサウンドを決定づけたEシリーズ・ダイナミクス・プロセッシングをすべてのチャンネルに搭載したことです。
これにより、パンチのあるコンプレッションや超高速なゲート処理といった、80年代以降の数々のヒットレコードを支えてきたクラシックなSSLサウンドが、各チャンネルで忠実に再現されます。
このダイナミクスセクションには、オリジナルのコンソール同様のClass-A VCAチップや、トゥルーRMSサイドチェイン検知器が採用されており、当時の仕様を忠実に踏襲しています。
EQセクションには、ジョージ・マーティン氏とのコラボレーションで開発されたことで知られる「Black Knob 242 EQ」を採用。4バンドのパラメトリックEQにより、40年以上にわたりプロフェッショナルに愛用されてきた音作りが可能です。
また、フィルターセクションも強化されました。従来の18dB/octハイパスフィルターに加え、新たに12dB/octのローパスフィルターが追加されています。これらのフィルターはダイナミクスのサイドチェインにルーティングすることも可能で、ドラムのゲート処理やディエッシングなど、より緻密なコントロールを実現します。

伝説的な「Bus Compressor」には、新しいレシオ設定、サイドチェイン・ハイパスフィルター、外部処理用のインサート・リターンが追加され、現代的な柔軟性を獲得しています。

19インチラックベースのセンターセクションは、アウトボードの追加や、UF8 / UF1といったDAWコントローラーの統合に最適化されており、エンジニアはスイートスポットから動くことなく、アナログとデジタルの両方を制御できます。


ORIGIN EVOは、SSLが誇る「4000番台」の系譜を現代に再定義してくれました。熱烈なファンが多いSSL 4000 Eシリーズのダイナミクス・プロセッシングが、現代の最新テクノロジーと融合した形で登場したことに喜びを感じるユーザーは多いのではないでしょうか。
また、伝説的な「Bus Compressor」も、粘りとパンチのあるサウンドを維持しつつ、現代のミックスに求められる細やかな制御が可能になっています。
至高のアナログサウンドと最新のワークフローを両立させたORIGIN EVO。その実機が日本に上陸し、そのサウンドを実際に試せる日が待ち遠しいですね。

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記事内に掲載されている価格は 2026年1月23日 時点での価格となります。
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