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レポート
26
Jan.2026
レポート

NAMM 2026 : Rodec

Rodecブースでは、モジュラー構造のミキサーとモジュール群が異彩を放っていました!

MX Modular

MX Modularは単なるミキサーではなく、サウンドを生き物のように扱うアーティストのために設計された、まさに「パフォーマンス・インストゥルメント」と呼ぶべき一台です。

自由自在なモジュラー構造
最大の特徴は、その名の通り500シリーズ用スロットを10基搭載している点。ユーザー独自のシグナルチェーンを自由に構築できるカスタマイズ性の高さが魅力です。さらに、独自のステレオ・バックプレーン・アダプターを使用することで、2つのモノラルスロットをステレオ化し、Rodecの100シリーズモジュールにも対応可能という柔軟性。スタジオでの音作りからステージでのセットアップまで、クリエイティビティと共に進化するコンソールとなっています。

ライブ特化の操作性と機能
ライブパフォーマンスを見据えた設計も随所に。プログラム可能なミュートおよびソロボタンは、グループ化して「シーン」として保存でき、セット中に瞬時に呼び出しが可能。フェーダーには、非常に滑らかで移動距離の短いパフォーマンス・フェーダーとクロスフェーダーを採用しており、素早い操作にも追従します。
また、AUX 1/2に直結されたデジタルFXモジュールを内蔵。Rodec設計のディレイやリバーブアルゴリズムを搭載し、99のカスタマイズ可能なプリセットバンクにより、ライブやスタジオでの表現を拡張します。

アナログとデジタルの融合
USB-Cインターフェースを内蔵し、AKMおよびESSチップを搭載したクラスコンプライアント対応のAD/DAコンバーターにより、18イン/18アウトの低レイテンシーかつ高音質なオーディオストリーミングを実現しています。

妥協のないオーディオ品質
サウンドの心臓部となるマスター出力には、ディスクリート・オペアンプと堅牢なLundahlトランスを採用。+28 dBuという余裕のあるヘッドルームを確保し、高出力時でも明瞭さと深みを失わない、原音に忠実なサウンドを提供します。

Rodec M-501(写真左端)
500シリーズのマイク/ラインプリアンプ兼3バンドEQモジュールです。ディスクリート・オペアンプとLundahlトランスを搭載し、最大70dBのゲインと豊かな倍音を提供します。EQセクションは名機MX-18をベースにしつつ、パラメトリックなミッドバンドなど現代的な機能が追加されています。

Rodec Bunk 01(M-501の右)
Rodecの伝説的なミキサーMX-180の系譜を継ぐ、高品位なフォノプリアンプです。パンチのある「MX-180スタイル」と繊細な「新規ディスクリート回路」の2種類のプリアンプを切り替え可能。また、音楽的な調整が可能な3バンドEQを搭載し、ベルギー製のハンドメイド木製筐体に収められています。

Rodec Ministyler(写真右端)
Shermanとのコラボレーションにより開発された、ステレオ100シリーズのアナログフィルター・モジュールです。伝説的なShermanフィルター回路を搭載し、サチュレーション、フィルタリング、サウンドの再形成を行います。CVコントロールやオーディオ信号によるモジュレーションに対応し、過激な音作りが可能。

Rodec ONE
MinistylerやSideStepperなどを使用するための、高音質でポータブルな筐体兼インターフェースです(写真のとおり縦長の筐体)。高いヘッドルーム(+26dBu)を持つバランス・ステレオ入出力に加え、フォノ入力、CV入力、サイドチェーン入力を備えており、スタジオやライブ、DJセットアップに統合可能です。

Rodec SideStepper(写真左端の中段)
ステップシーケンサーを内蔵した、アナログ・ステレオのゲーター/ダッカー(100シリーズモジュール)です。アナログVCA回路による温かみのある処理と、デジタルシーケンサーによる複雑なリズムパターン生成を組み合わせることが可能です。MIDIやパルス同期に対応し、リズムと連動したダッキングやゲーティング効果を作り出します。

モジュラーシンセユーザーにおすすめ!

500シリーズを組み込める自由度はもちろんですが、特筆すべきはCV入力による外部機器との連携機能。モジュラーシンセとミキサーが一体化して呼吸するかのようなパフォーマンスが可能になるでしょう。

Lundahlトランスを通した太い出音がありながら、USB-Cケーブル1本でPCとマルチチャンネル連携ができる点も、現代のハイブリッドな制作環境にマッチしています。「自分の音」をシステムごと持ち運びたいこだわり派のアーティストにとって、まさに夢のコマンドセンターが登場したと言えそうです!

Rodec
https://www.rodec.com/

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記事内に掲載されている価格は 2026年1月26日 時点での価格となります。

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