VPR500ラック+オーディオI/F=『APHEX 500USB Rack』好評発売中!
・VPR500モジュールを思う存分楽しむモジュールラック
・オーディオI/O機能(低レイテンシー)
・スイッチングによる外部配線を使わないルーティング
・USB経由でVPR500モジュールがDAWのインサーションエフェクトに!
・電源問題にも着目。220mAで安心の駆動
USB2.0オーディオI/O 機能&ヘッドホンアンプ
本製品は単なるVPR500シャーシではありません。背面に実に効率的な設計思想を含んだUSB2.0接続のオーディオI/Oを装備しているのです。24bit/96kHzへの対応はもちろん、USB2.0設計ながら5msの超低レイテンシーを実現。実際に試してみたところ、PCを経由してのモニタリングでも数値通りに遅れを感じさせません。
本製品開発ディレクターのJIM BAILEY氏も「ダイレクトモニタリング機能なんて必要無い」と力強く言い切っていました。
シャーシ自体が表面にディマースイッチとモノスイッチを装備、何より単体で約4万円程の単体機ヘッドフォンアンプ『HeadPod』のチップセットを搭載したヘッドフォン出力が『2系統』!! アナログ1系統、デジタル1系統のマスター出力にワードクロック端子も搭載。しかし驚くのはここからです!
スイッチング自在なモジュールのルーティング
APHEX 500USB Rackは自由に4Slot分のモジュールを組み合わせてUSBでPCへ、というだけではありません。
まず背面4slot分用意された切り換えスイッチ『Analog/Chain/USB』に注目下さい。
●スイッチを「Analog」にセットすると、各API 500モジュールへの入力信号をUSBでPCへ送るだけでなく、背面のアナログ出力を他のモジュールへ結線する等、従来のVPRシャーシのイメージで使用する事が可能です。ソースやマイクによって選べるキャラクター別マイクプリを4発用意してレコーディング専用機、なんてのもありですね。
●「Chain」の時は、chainされた任意のモジュールを自動的に内部配線。つまり短いケーブルで背面モジュール接続を行う必要がないのです!これは小slotシャーシの基本機能として今後一般化してほしいくらい。もちろんケーブルにこだわる方は先述のアナログスイッチにすればOK。
●そして最大の特徴は「USB」。これはDAWからの信号をUSB1本で500モジュールにインサーション出来るのです!! これならmoogフィルターやEmperical Labなどのエフェクトモジュールだけで構成したDAW用500エフェクトモジュールセットなんてのも簡単に組めちゃいますね。
余裕の内蔵電源
元々チャンネルストリップなどを自由に組める事こそVPR500シリーズの魅力ではありますが、国内ではシャーシ自体の価格が高く、また電源規格に準拠しないモジュールを使用した際の電源トラブルなどにより普及が追いついていないのが現状です。
製品開発ディレクターのJIM氏はこの問題も把握しており、4slot全体で880mA、1slotで220mA野電源供給が可能なスイッチング電源を搭載。API製シャーシを上回る電源容量に加え、今後NEVEマイクプリなど一部の規格外モジュールでもテストを行う予定との事。NEVEモジュールもVPR規格(1slotあたり130mA)を超えた133mAだが、220mA搭載のAPHEXシャーシなら問題は出ない見込みだと語るJIM氏。
USB RACK 500の価格は¥99,800。VPR500モジュールを使って自分好みに築き上げられるオーディオI/Oだと思えばこの価格設定は決して高くありません。むしろケーブルコストもかからずに使用する事も可能で、VPRシャーシとして見ても安いくらいでしょう。
日本国内におけるVPR500モジュールの大ブレイクを巻き起こす起爆剤として期待される500 USB Rack。どのような組み合わせでどのような用途で使うのか、ユーザーによって無限の構築ができる魔法の箱ですね。
今後、みなさんがどういった組み合わせをしていくのかも気になるところではあります。みなさん自慢のオリジナルVPRコンテストなんてのもやってみたいですね
※ラックのみの価格。本製品にVPR500モジュールは含まれません
魔法の箱、VPR Alliance 500
VPR Alliance 500シリーズは本家APIの他にNEVE、Millennia、SSLなど著名なブランドからモジュールが発売され、USでは盛り上がり続けている製品群です。ラックにお好みのモジュールに取り付ければForcusrite RED1のマイクプリにSSL Stereo Bus Comp、EQはAPI550Aを…など、夢のような組み合わせで自分だけのアウトボードシステムを構築できるのです!
VPR500モジュールはコスト的にも手軽でコンパクト。電源モジュールもラックに搭載された単一のものを使うため扱いやすいため個人のクリエイターがカジュアルに導入することを想定された規格でもあります。
APHEX USB 500 RackはそのVPR500をDAW中心のシステムに融合させる画期的な製品です。大規模なスタジオで作業されているエンジニアさんからノートPC1台でミックスをしている方まで、本製品は必見ですよ!
Rock oN eStoreで取り扱いのVPR 500モジュール
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Rock oN渋谷店VPR 500コーナー
Rock oN渋谷店では国内流通品はもちろん、Vintage King Audio社の協力のもと、世界中から国内代理店の無いメジャー/マイナーな製品までを取り寄せた500シリーズ特設コーナーをご用意して日本でのVPR 500普及を推進しています!
店頭にはVPR 500シリーズのスペシャリスト 洋介 & 阪田がスタンバイしています。
様々組み合わせて自分だけのアウトボードをくみ上げるVPR 500の魅力に触れたい方はいますぐRock oN渋谷店へ!
03-3477-1756(12時〜20時 定休なし)
記事内に掲載されている価格は 2014年1月9日 時点での価格となります。
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