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4度ものグラミー賞に輝いたミキシング・エンジニア、マニー・マロクィン。Waves Signature Collectionの中でも異彩を放つ「Many Marroquin Signature Collection」は、彼のスタジオのユニークなワークフローが集約された6つのハイブリッド・プラグインを収録したシグネチャー・コレクションです。
これはただのプラグイン集ではありません。その一つ一つが彼のスタジオの複数の機材の美味しいところを集めたオリジナルプラグインであり、彼のワークフローそのものなのです。マニーマロクィンの名前を聞いたことはないかもしれませんが、彼の作品を耳にしたことは誰にでもあるはず! 本製品はアギレラやジョンメイヤー、アリシアキーズ等数々のアーティストを手がけたマニーマロクィンの、ミキシングワークフローを全てモデリングしたプラグインコレクションです。
Marroqin Delayのディストーションが効く
マロクィン氏曰く「ディレイとは奥行きだ。僕が関わるあらゆるミックスにおいて、キーになる要素と言っていい。グルーヴを補強してサウンドに層を作り、ミックスをよりエキサイティングに、より多面的に聴かせることができる。」このディレイには、サウンドを面白くするために、5~6のプラグインを組み合わせるという、彼のこだわりと音作りのノウハウを全て詰め込まれています。
サウンドに少しだけ表情を変えたり、ワイルドに動かす絶大な威力があります。例えば「Marroqin Delay」では、ディレイ成分にのみかかるリバーブやディストーションでダビーなサウンドを演出できます。思い切ってDISTのパラメーターを右まで振り切るのもオススメです。
Marroquin EQ 贅沢すぎる!
Bandの帯域ごとに異なった実機がモデリングされている贅沢極まりない「Marroquin EQ」!
マロクィンのこのEQは、単なるクリーニング作業としてのエフェクターとは一線を画します。彼がミックスに必須とする6つの機種、Quad8、Neve1073、Motown、API550、Avalon2055、SSL9080XL Kを各バンドごとにキャプチャして再現しており、結果的にどのアウトボードでもない独特な存在感のある音を作り出すことができるのです!! 特に面白いのは、Maag AudioのEQ4にでも有名な、人間の可聴領域を超えた25kHz以上をブーストできる点。Vocalの空気感が溢れ、艶っぽく仕上げられます!!
Marroquin Distortionはうっすらかけるのがコツ!
帯域別にかけられる、シンプルだけど重宝する「Marroquin Distortion」。楽器のパーツ、ステム、2ミックス、何にでもかけられる魔法のアイテムなんです! DRIVEを「0(ゼロ)」にしても僅かにかかるため、プラグインとして挟むだけでOK。EQと組み合わせることで、ダブつかず「濁らない歪み」を表現できるのです!!
記事内に掲載されている価格は 2021年11月30日 時点での価格となります。
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