進化を経て復活したFOSTEX NFシリーズの最新作。NF01Rをプロクリエイターが実際に使ってレビューする”FOSTEX NF01R Revew”の第4弾は、ソロユニット agraphが国内外で高い評価を得ている牛尾憲輔 氏が登場。
できるだけフラットな周波数特性を維持すべく友人の技術家と共同でモニターコントローラを作りました。周波数特性だけでなく、位相に関しても非常に精度良く作れたので満足していいます。
もちろん制作の要です。またNF-01Aの音が自分の制作に染み込んでいるので、最終的な音をとてもイメージしやすいです。
長年愛用しているNF-01Aの良さをそのままに、現代的に繊細にアップデートしているなと感じました。デモしてからそのままメインで使用しています。
長年愛用しているNF-01Aの良さをそのままに、現代的に繊細にアップデートしているなと感じました。デモしてからそのままメインで使用しています。
今までメインだったNF-01A同様メインに鎮座しています。この感覚をベースに音楽を作ってきましたので、今後モニターを追加する事があったとしても基本の一台として持っていたいと思っています。
違和感なく誇張しないモニターですので、こうした特性のモニタースピーカに慣れておく、持っているというのは非常に重要なことかと思います。
牛尾憲輔さん、ありがとうございました!
牛尾憲輔
ソロアーティストとして、2007年に石野卓球のレーベル”PLATIK”よりリリースしたコンビレーションアルバム『GATHERING TRAXX VOL.1』に参加。
2008年12月にソロユニット”agraph”としてデビューアルバム『a day, phases』をリリース。石野卓球をして「デビュー作にしてマスターピース」と言わしめたほどクオリティの高いチルアウトミュージックとして各方面に評価を得る。2010年11月3日、前作で高く評価された静謐な響きそのままに、より深く緻密に進化したセカンドアルバム『equal』をリリース。
同年のUNDERWORLDの来日公演(10/7 Zepp Tokyo)でオープニングアクトに抜擢され、翌2011年には国内最大の屋内テクノフェスティバル「WIRE11」、2013年には「SonarSound Tokyo 2013」にライブアクトとして出演を果たした。
一方、2011年にはagraphと並行して、ナカコー(iLL/ex.supercar)、フルカワミキ(ex.supercar)、田渕ひさ子(bloodthirsty butchers/toddle)との新バンド、LAMAを結成。2003年からテクニカルエンジニア、プロダクションアシスタントとして電気グルーヴ、石野卓球をはじめ、様々なアーティストの制作、ライブをサポートしてきたが、2012年以降は電気グルーヴのライブサポートメンバーとしても活動する。2014年4月よりスタートしたTVアニメ「ピンポン」では、劇伴を担当した。
その他、REMIX、プロデュースワークをはじめ、アニメ作品の劇伴やCM音楽も多数手掛けるなど多岐にわたる活動を行っている。2016年2月には3rdアルバムとなる『the shader』〈BEAT RECORDS〉を完成させた。
同年9月に公開された京都アニメーション制作、山田尚子監督による映画『聲の形』では劇伴を担当。映画公開に合わせて楽曲群をコンパイルしたオリジナル・サウンドトラック 『a shape of light』がリリースされた。
http://www.agraph.jp
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記事内に掲載されている価格は 2017年6月16日 時点での価格となります。
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