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ーーー簡単な自己紹介をお願い致します。
S-kit from Art’Teckyx(ex.Celsior Coupe)として、HipHop, R&Bなどのブラックミュージックを基盤とした楽曲をプロデュースさせて頂いてます。
鍵盤、ギター、ベースと自己完結で作業することがほとんではありますが、様々なミュージシャンにもサポート頂いております。
携わらせて頂いたプロデュース楽曲は、自身のスタジオで制作、レコーディング、ミキシングまでさせて頂きます。

ーーーコンピューターのスペックを教えてください。(Win / Mac)
Mac Studio
16コアCPU、40コアGPU、16コアNeural Engine搭載Apple M4 Maxチップ
64GBユニファイドメモリ
2TB SSDストレージ

ーーースタジオのこだわっているポイントを教えてください。
プライベートスタジオを日本音響エンジニアリング(旧日東紡音響エンジニアリング)に施工してもらいました。
御社の澤田氏にモニター環境、レコーディング機材周りは10年以上相談させて頂いき、今の設備になるまでトライアンドエラーを繰り返しました。ミニマムでありながら、大手のスタジオに負けない音質、レコーディング、モニタリング環境を作ってきました。
シーンの傾向は意識しつつも、流行り廃りに左右されすぎず、来てくださるアーティストが音選びに悩まず制作やレコーディングできる環境を大切にしています。
ーーー自分にとって欠かせない機材たちとその理由を教えてください。


メインモニターにBarefoot Sound MicroMain 27、サブモニターにTantrum The Angry Box & The Really Mean Subを導入してから、アレンジ制作、ミックス作業が非常に捗るようになりました。
まずメインモニターとサブモニターの繋がりが非常に良く、音選び、プラグインや空間の把握がし易いです。Barefootはレンジが広いため、Tantrumで微調整しています。
BarefootのMEME(Multi Emphasis Monitor Emulation)テクノロジーも便利でミックス時に使用したりします。

次にミキシング時に欠かせない機材がWes AudioのngBusCompです。しばらくミックス時にプラグインで作業してきましたが、アナログでしか表現できない音質を求めてアナログの機材を探しておりました。色々試す中で出会ったのがngBusCompです。クラシックなアナログコンプレッサーでありながら、DAWからプラグインコントロールが可能で、トータルリコールもできる優れ者です。
最後にサミングミキサーについてですが、DAW上で開いたSynthや鍵盤をサミングミキサーに通すようにしています。楽曲やスタイルにもよりますが、良く使用するのが、THERMIONIC CULTUREのPURPLE BUSTARDです。AirコントロールとAttitudeのノブを回した時の滑らかでシルキーなトップエンドは、この機種でしか得られないアナログな質感を加えてくれます。
ーーースタジオでの普段のワークフロー、創作意欲を高める工夫、作業が煮詰まった時の対処法などを教えてください。
創作意欲を高めるためにYoutubeなどで海や山のドローン映像、または映画を無音で流しながら、それに合う音楽を作ります。私の場合、情景を思い浮かべることで、音色選びや全体像を決める時に判断し易くなります。
それでも生まれない時は、シンセや鍵盤にギターペダル等をさすなど、直感で触って弄れる機材を使います。音の質感や鳴りを普段と変えることで、音色に引っ張ってもらう形で楽曲を構築していきます。

ーーー将来的にグレードアップしたい事や導入したい機材、あるいは最近導入して良かった機材などがあれば教えてください。
今年5月頃に澤田氏に相談して導入したマイクで、Nordic Audio LabsのNU-100Kは抜群に良かったです。コンデンサーマイクなのですが、真空管マイクのような太さと温かみのある音質で、ボーカルはもちろんのこと、ギターアンプに立てた時は感動しました。出張レコーディングで機材を持ち運ぶ際もこちらは必ず。
微小ではありますが、音質の劣化を恐れて導入してこなかったパッチベイを導入検討しています。Mic Preampが増えたこともあり、Flock AudioのThe PATCHは試したいです。
また声質、楽曲の方向性によってベストなマイク選びができるように本数を増やしたいと思ってます。ど定番ではありますが、Neumann U67とSony 800gの導入を検討しています。
ーーー最後に、告知などあれば教えてください。


沖縄のアーティストSugLawd Familiarが1stアルバム”FURAAMAN ANTHEM”を2026年7月29日にリリースしたのですが、全18曲プロデュースさせて頂きました。アレンジ、レコーディング、ミックスをする中で、上記でお話しさせて頂いた機材を使用しています。
HipHopに留まらない唯一無二な彼らのスタイルを是非聴いて頂きたいです。
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