製品レビュー、試聴からサポート情報、キャンペーンまで製品別にフォーカス。活用のヒントがここに集結。
TiptopによるBuchla 200シリーズの復刻に、新たに292tが発売しました。これまで5製品が発売されていましたが、6種類目がラインナップに加わりました。
TiptopはBuchla USA とライセンス契約を結び、アメリカン・シンセサイザー界の鬼才Don Buchlaが開発した200シリーズを人気のユーロラック規格に変更して生産を開始。半世紀近く前に製造された極めて希少なモジュールが再び、お求めやすい価格で登場し、話題を集めています。
出荷は5月中旬を予定していて、ただいま予約受付中です!
Tiptop全製品値下げも発表!
さらに嬉しいニュースとして、Tiptopが全製品の値下げを発表し、最大で14%安くなります!
お求めやすくなったTiptop製品の導入を、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
Tiptop製品一覧はこちらModel 292t
Model 292t Quad Lopass Gateは4CHのVCA兼オーディオミキサー・モジュールです。
ローパス・フィルターとゲート(VCA)を組み合わせたローパスゲートを4つ搭載。LPF/VCA/ローパスゲート(LPF&VCA)のいずれかのモードをチャンネルごとに選択可能です。オーディオ出力はCHごと、4CHの出力をミックスした信号を出力します。ローパスゲートにはバクトロール(フォトカプラ)と呼ばれる特別な電子部品を採用し、Buchlaの特徴のあるサウンドを作る要になっています。
●機能
INPUTS A | B | C | D
それぞれのチャンネルのオーディオ入力です。
MODEスイッチ
3種類のモードを各チャンネルごとに設定可能です。
Gate・・・音色的変化のないシンプルなリニアVCAとして働きます。(下段LED点灯)
Combo・・・GateとLopassモードの中間的な音色です。CVの入力に対して、アコースティック楽器のようなナチュラルなディケイ感、倍音変化を付与します。(LED消灯)
Lopass・・・ローパスフィルターの特性を持ちます。短いゲートやディケイ・エンベロープのCVを入力した際にはパーカッシブな”スナップ”音を生み出します。(上段LED点灯)
ブルーノブ
各チャンネルのボリューム、つまりVCAオフセットのノブです。ノブで設定した値に対して入力CVが加算されます。
CV INPUTS A | B | C | D
それぞれのチャンネルのCV入力です。入力電圧が大きくなるほど出力する信号が大きくなります。
OUTPUTS A | B | C | D
それぞれのローパスゲートユニットをオーディオ出力です。
クアドラフォニックのシステムを実現するためのクアッドVCAとしても使用可能です。
OUTPUTS ALL
1-4chのオーディオミキサーとして機能します。
関連製品:Buchla 200シリーズも好評発売中!
関連記事
Tiptop新製品Model 266t、Z-DSP NS黒パネル登場!既存 Buchla 200 シリーズ最大13%値下げ!
記事内に掲載されている価格は 2023年5月9日 時点での価格となります。
最新記事ピックアップ