本サイトでの Cookie の使用について

閉じるボタン
head-love Created with Sketch. CREATOR
REPORT

国内外のあらゆるイベントをいち早くレポート! またブランドや製品誕生の秘話に迫るDEEPなインタビューを掲載!

06
Oct.2010
REPORT
  • HOME
  • REPORT
  • トラックメイクとパフォーマンスを両面から革新するableton×serato「BRIDGE」発表会最速レポート!!

トラックメイクとパフォーマンスを両面から革新するableton×serato「BRIDGE」発表会最速レポート!!

bridge_1_1

NAMMでの衝撃発表から10ヶ月!! abletonとseratoが導く新たなパフォーマンスへの扉が遂に開かれました!

bridge_4_1ヒビノ本社にて行われたableton LIVE 8とserato SCRATCH LIVEを完全に連動させる脅威の規格「BRIDGE」発表会を最速レポート!! 制作とパフォーマンスの両ユーザーから幅広い支持を集め急激な成長を遂げたableton LIVEに、Vinylシステムの定番SCRATCH LIVEとの融合がどのような化学反応を引き起こすのか、注目です!!

・そもそもBRIDGEって何という方のためにここで少しおさらい

bridge_10_1

DJプレイと音楽制作のギャップを埋める「架け橋」として生まれた「BRIDGE」。ableton LiveとSCRATCH LIVEというクラブミュージックシーンの2TOPが連携し、互いの異なる機能に同時にアプローチ出来る事で「制作とパフォーマンスの両面」から新たな表現力や創造性を生み出す事がBRIDGEの狙いなのです!

●SCRATCH LIVEユーザーから見たBRIDGEの利点と可能性

bridge_5_11

bridge_6_1serato代理店であるヒビノインターサウンド(株)野口氏の解説とableton代理店(株)ハイ・リゾリューション梅田氏の実演によりBRIDGEの核心が明らかになります。

まずはSCRATCH LIVE上に新たに配置されたableton Playerの機能をムービーでご覧下さい!!

Vinylシステムを使用したDJパフォーマンスにおいて、従来のSCRATCH LIVEをはじめ2デッキとポン出し用サンプラー程度の機能が中心の昨今。しかしableton LIVEのワープ機能と連動する事により、任意のAudio Loop素材を自在に2デッキと同期させる事が可能となるのです! さらに従来のDJソフトウェアでは書き出し以外はオーバーダブ程度の後処理が限界でしたが、BRIDGEはDJパフォーマンスにおいて後の完全な非破壊編集を可能にするのです!

bridge_7_1ではこれまでSCRATCH LIVEを中心に活動してきたDJが、パフォーマンス後にableton LIVEで編集作業をするのか?と考えると疑問が残りますが、「BRIDGEでしか出来ないパフォーマンスの仕込み」として活用するなら十分ありえる話でしょう!

各EQやクロスフェーダーにおいてもオートメーションラインとして記憶、再現出来るということは、人間では不可能なパフォーマンスもDJプレイの中に組み合わせていく事が出来るということ。さらにNOVATIONからリリースされているLaunchpadやDicerなども用意しておけば無数の音素材を自在に操る事も可能でしょう。何故ってSCRATCH LIVEのサンプラーはわずか6台ですが、ableton LIVE上のサンプルは無数な上に先述の「ワープ機能」によりオートシンクします。もはやDJという枠を超えた圧巻のサウンドパフォーマンスが生まれるのは時間の問題と言えるでしょう!

●ableton LIVEユーザーから見たBRIDGEの利点と可能性

bridge_8_1

bridge_9_1パフォーマンスとトラックメイクの両面に対応出来るabletonユーザーに取ってDJならではのアプローチを楽曲に取り込めるのは大きなアドバンテージとなるでしょう! 特にableton LIVEは先進的なコントローラーが数多くリリースされているだけに表現力の拡大は無尽蔵の成長を意味します!

EQやスクラッチのカーブに至るまで全てがオートメーションレーンに反映されるため単純なDJアプローチを取り込むだけでなく過激なエフェクト加工などLIVEならではのEDIT全てが適用可能。もちろんオーディオとしても録音されていますからサードパーティプラグインだってガンガン使えます!

bridge_11_1BRIDGEに興味は有るけど普段DJパフォーマンスをしないLIVEユーザーにとってSCRATCH LIVEやDJ機材を新規に用意するとなると少し重いと思われた方にもここで朗報! VESTAX ITCHなどコントローラー型のDJシステムにも今後BRIDGEは対応を予定しているとの事! VESTAX VCI-300mkⅡなどが対応してくれば新たな定番BRIDGEシステムとなる可能性も大です!

ちなみにableton LIVEはSCRATCH LIVEを立ち上げた時点で強制的にI/FとしてSCRATCH LIVE用USB I/Fを選択する仕様になっており、パフォーマンス時も配線やシステムの変更は特に必要有りません。ableton LIVEユーザーの多くが他社製Audio I/Fを使用していることを考えるとITCHでの対応時I/Fは自由に選べるようになるとさらに魅力的ですね!

bridge_12_1bridge_13_1bridge_14_11

●リニューアルしたRock oN DJコーナーにて「BRIDGE」10月8日より試奏可能です!!

dsc_00111

ROCK ONではLIVEやSCRATCH LIVE、TRAKTOR PROといった定番PCDJソフトウェアをコーナー別に御試聴出来る新DJコーナーがOPEN しました! もちろん今回のBRIDGEも間もなくお見せ致します! その他にもPCDJシーンをリードするメーカーや製品を中心にお客様に合ったソフトウェアやコントローラー、オーディオI/F選びをさらにパワーアップしてサポートさせていただきます!

また今回のBRIDGEはableton LIVEとserato SCRATCH LIVEを両方持つユーザーにもれなく無償配布されます。(オーソライズはableton LIVEと同様になります。)

BRIDGEをToolとして活用し、BRIDGEでしか出来ない前人未到のパフォーマンスへRock oNからいち早く到達して下さい!!

【メーカー】【製品名】の通販はこちら

記事内に掲載されている価格は 2010年10月6日 時点での価格となります。

最新記事ピックアップ

NAMM2025 : TOPPING Professional
中国の広州に本社があるオーディオ機器メーカーTOPPING。元々はリスニングオーディオの分野で高い技術力と開発実績を持っており、世界中から高い評価を得ているメーカーです。その約17年に渡る実績を経て、満を持して音楽制作関 [……
NAMM Show 2025 : Report!!!!!!!!
NAMM Show 2025 行ってきます!!! ReporterMorimoto ReporterSato Shota 怒涛の新製品ラッシュで盛り上がりを見せるNAMM Showがついに開催!今年はプロオーディオに精通 [……
NAMM2025 : MUSICUS
ありそうでなかったロフトベッド+防音室の組み合わせを発見! これは韓国発MUSICUSから発売されている、ロフトベッドの柱に沿って壁や天井に吸音材、遮音材を貼り付けるタイプの防音室です。 本製品は居住スペースの限られてる [……
NAMM2025:MNTRA
GPU処理で5次アンビソニックスまで対応のリバーブ!?MNTRAリビングスカイ登場! みなさんはNAMM2023で話題になったGPU Audioをご存知ですか?GPU Audioは、WindowsPCの外付けGPUやAp [……
NAMM2025 : Solid State Logic
SSLから新製品2種登場!さらにHarrisonからチャンネルストリップが登場! Solid State Logicブースには見慣れた製品が多く並ぶ中、新製品の展示もされておりました。 SSL 18は既存のSSL社のオー [……
NAMM2025 : Audiomovers
Audiomoversブースでは、現在開発中の OMNIBUS Windows版 のデモが行われていました。 これまで「Mac専用バーチャルパッチベイ」として、アプリケーション間とハードウェア入出力間でオーディオ信号を自 [……
NAMM2025 : BLACK LION AUDIO
BLACK LION AUDIOのブースでは、希少なハードウェアコンプを再現したLevel-Locや、48ポイントのTRSパッチベイPBR TRS³ LITをはじめとしたパッチベイ群が展示されていました。Level-Lo [……
NAMM2025 Adamson
1983年にカナダで設立されたメーカーAdamsonのブースでは、モニタースピーカーの新製品、MG10を展示! MG10は完全自己駆動の高性能デュアル10インチモニターラウドスピーカーです。 このMシリーズは重量やフット [……
NAMM2025 : AMS Neve
AMS Neve新製品88Cの詳細を特別インタビュー! AMS Neveからフラッグシップコンソールである88RSのチャンネルセクションにしようされているコンプレッサーを抜き取ったアウトボード88Cが登場です。 会場内で [……
NAMM2025 : KARNO
次世代のアナログプロセッサーSepiaを発見! 会場内にてドリンクバーのボタンのような展示を見つけ立ち寄ったところなかなか面白いデバイスを発見しました。 Sepiaはファミコンのカセットのようなものが1Uラックに6個刺さ [……
NAMM2025 : Focal
Focalからラージサイズのスタジオモニターが初登場! Focal Professionalから初のラージスピーカーが登場しました。 その昔KRKなどのラージサイズのユニットを製造するところからスタートしたFocal P [……
NAMM2025 ROLI
ROLIから新製品”Piano”が登場! コロナ前に日本でも販売されていたROLIから革新的な製品が登場です。 Airwaveという2個の赤外線カメラを搭載したハンドトラッキングデバイスと組み合わせることで、鍵盤から手を [……
Copyright © Media Integration, Inc. Rock oN Company