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今回ご紹介するのは、富士通テンが世界に誇る『ECLIPSE TDシリーズ』のお話。弊社でも新製品をフューチャーする50inchモニターコーナーに常設されています!
今回は、ルートヴィッヒ澤田が、直感的にわかりやすくお伝えします!
『ECLIPSE TDシリーズ』とは、富士通テン独自のタイムドメイン理論に基づいて制作された、従来のスピーカとは全くコンセプトの違うスピーカー。詳しくはこちら>>タイムドメインとは?
僕なりにわかりやすく解説すると・・・
◎スピーカーによる余分な音を一切付加しない!が全と思われます。
そのために、振動板の動きが実際の音にぴったり合うことが必要。また、入れ物も振動せず余分な音を発生しないようにすることが必要な分けです。そこで、振動板を軽く余韻の残らないものにして、入れ物は、その重心でスピーカーの振動を受け止めバランスよく支える。そこで、コの目玉オヤジの固まりがシングルコーンで生まれた分けです。富士通の方に言わせると、他のスピーカはその付加された余韻を心地よさとして付加して個性にしている・・・となります。
『ECLIPSE TDシリーズ』は、どちらかというとオーディオ系のスピーカーというイメージが強い思うのですが、なぜ今回私がご紹介するかと言いますと、、、、
モニタースピーカとしてかなりの実力を持っているんですね〜!!実際にいろんな演奏家や、エンジニアの方も導入を初めていらっしゃますしね。 有名どころのモニタースピーカーを他に3セット(F社、G社、D社)所有していますが、最近は全くと言っていいほど『ECLIPSE 』しか使っていません。それどころ人に貸したままだったりします。その内ちゃんと返してね(笑)
ここがいいよ!『ECLIPSE TDシリーズ』
・位相、定位感がズバ抜けて高い!!
定位について改めて考えさせられますね、少しズラすだけでこんなにも変わるのか〜、、、
・音のスピードがかなり早い!!
演奏する場合等に感覚とのずれが無く、演奏したままの音が聞こえますので、少しでも下手な演奏をするとそのまま下手に聞こえます(汗)かなり練習になります!
・ EQ,COMP,REVERB等の変化がはっきり見えます!
ここが何よりも気に入りました!解像度がかなり高いので、他のスピーカーで気にならなかったアラがいっぱい見つかります、、、
・大きめな音量で作業をしていても疲れません!
『人の話し声とかなり近いの音質を持っている』という話を聞いた事が有ります。音量でも不思議とそのままの音量で隣の人としゃべれます!?ここも他のスピーカーとは違う点です。
また、『ECLIPSE TDシリーズは、低音が出ないからRock やHipHopには向かない』多くの人がそのようなイメージを持っていると思います。(私もずっとそう思っていました)
普段から制作(ちなみにR&B、Rock等低音を求めるジャンル)に使っている私の率直な感想ですが、それは完全に『間違い』でしたね〜!!
確かに、ウーハーが有るスピーカーを比べると低音の厚みは無いので使い始めは私もやや不安でした。状況に応じて、他のスピーカーと切り替えて使って いたのですが、ECLIPSEの出音に慣れてくると、他のスピーカーの音の中低域が濁っている様に聞こえてくる様になり、1台外し、また1台外し、、、 (笑)今じゃ、作業スペースがかなりスッキリ!!
弊社では、最上位機種『TD712』&『TD725sw』を始め、『TD510』『TD508II』『TD307mk II』とほぼ全ラインナップをご試聴頂けますので、ぜひ遊びに来て下さい!!
最後に特筆させて頂きますと、、、
『ECLIPSE TDシリーズ』は、配線、電源、パワーアンプ等の変化を思いっきり受けます!!今まで所有してたスピーカーも配線や電源まわりなど、多少こだわっていまし たが、あんまり耳が良くないからか、、、、正直そんなに音が変わったとは思ってなく、お金をかけたから多分変わったんだろうと思い込む様にしていました (笑)
『ECLIPSE TDシリーズ』は、思いっきり変わります!楽しいです!現在は某B社のそんなに高くないケーブルと?社の電源ケーブル&タップに落ち着きましたが、過去最高に音がいいです!敬遠していたオーディオマニアの方々の気持ちが少しわかりました(笑)
店頭での試聴をご希望の方は、03-3477-1756ルートヴィッヒ澤田まで!
記事内に掲載されている価格は 2007年8月14日 時点での価格となります。
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