Focusriteのイメージカラーでもある情熱の赤がブースのテーマカラーとなっているFocusriteからは文字通り熱い商品が登場です。
まずは入り口で出迎えてくれたのは、RedNet AM2と24UラックにぎっしりとラッキングされたRedNet1から4までのシリーズ。当然接続はDanteで、全てのユニットが接続されているという豪華なラインナップ。
そして、Thunderbolt接続のClarett 8Preや拡張ユニットのClarett OctoPre、2Uに多チャンネルMicPreをぎっしり詰め込んだClarett 8Pre Xの展示がPro Toolsとともにされていました。これらのインターフェイスのMicPriはコンピューター上からコントロールが可能で、Focusrite専用のコントロールパネルから行います。
そして今回発表された新製品のRED 8Pre。1Uながらに8chマイクプリを搭載したモデルで、基本性能は 4Preと全く一緒とのこと。こちらもコンピューターからClarett同様コントロールが可能です。
そして、REDシリーズ最大の特徴である、DigiLinkポートの搭載。The Perfect Partner for Pro Tools HDというサインとともに、Pro Toolsと一緒に動作していました。
このシリーズの特徴はDigiLinkポートだけではありません。Thunderbolt接続の他に、REDシリーズの特徴とも言えるDanteポートの搭載です。今までPro Toolsで直接Dante信号を取り扱うには、DADのAX32などが選択肢でしたが、価格の面で断念せざるを得なかったとおもいますが、このシリーズの発表により、低価格ながらにDanteを直接Pro Toolsへ入出力できるようになりました。
こちらも、MicPreコントロールは専用コントロールパネルから。
そして、こちらはシリーズ名にもなった名機のRedNetシリーズ。こちらのシリーズももちろんMicPre搭載ですが、このシリーズはMicPreをMIDIでコントロール可能。
Pro Tools画面でMicPreの項目が表示されているのがお分かりでしょうか?なお、Pro Tools側の設定は通常のMicPreと同じ設定でした。さらに展示ではNovartionのLaunchControlとともに展示され、MicPreのフィジカルコントロールをしていました。
MicPreのコントロールがDAWで管理できると、トータルリコールの中にMicPre設定も含まれます。同じ人が歌う・喋るなどのパターンでは、MicPreの設定含めてテンプレートとして登録ができるのはとても便利ですね。Pro Toolsの場合は特にトラックテンプレート機能があるので、Input GainからEQ Dynamicなども連動してテンプレート化できるのは、非常に効率アップにつながります。接続もDanteで簡単に接続できるようになり、作品にかける時間がより一層増え、作品のクオリティも上がること間違い無しですね!
Focusrite
https://global.focusrite.com
Writer : Akao
記事内に掲載されている価格は 2016年10月1日 時点での価格となります。
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